極力 関わり合いたくない人に、
本来なら電話すべきところをメールで済ませたら、
「こういう事はメールではなく電話の方がいいと思います」と返信があった。
読んだ瞬間に、全身の血が逆流したような気がして、
あーもう、だからめんどくさい。と思った。
メールででも連絡した誠意を酌んでほしいよな、とか
相手にもいろいろ事情があるとか考えないのかな、とか
まず怒りが先に来た。
すぐにでも電話したら良かったのかもしれないけど、
この精神状態ではまともに話せない気がして、
とりあえず放置してみた。
あなたはそうかもしれないけど、私はこうなんだ、ということを
知ってもらうために
電話しない、という選択肢もあったけど
(実際そうするつもりだった)
一晩悩んで、
気になってかなり早い時間に目が覚めるし、
仕事してても気になるし、
逆に悶々としてきたので、電話することにした。
電話して、思ったことをそのままぶつけてやる、とも思ったけど、
今までの経験からして、
それでは益々 事態が悪化してしまうことは
火を見るよりも明らかだったので、
ここはもう、おバカになって米つきバッタのように謝ってみよう、と思った。
幸い、向こうはケンカごしではなかったので、少しほっとした。
けど、やはりゴチャゴチャ言われた。
まー、自分が面倒を避けようとして
余計 めんどくさい事態にしてしまったのだから、仕方ないのだけど。
いつもだったら、やっぱり腹立つわ、で終わるんだけど、
今回は少し違った。
この人は変わらないんだな、ということがなんとなく腑に落ちた。
変な話だけど。
私を思い通りに従わせようとする相手に
そうではない、私は一人の人間だ、と
できるだけ本音でぶつかってきたけど、
そもそも私の事を分かろうとしていない相手に
独り相撲をしていたのかもしれない、と思った。
私も、お互いに理解し合って仲良くなれる、という
勝手な理想像を自分の中に作っていたのかもしれない。
その理想像に相手を当てはめて、
違う、と切り捨てていたのかもしれない。
コントロールしようとしていたのは私も同じ。
しばらく前からうすうす気づいてはいたのだけど、
それを認めなきゃ先には進めない。
でも今までのことを考えると、やっぱり嫌だな。
極力、関わり合いたくない。
でも、断ち切れる関係ではない。
どうしたものか・・・。