人生は暇つぶし | 自分とていねいに付き合う

自分とていねいに付き合う

日常を通じて「自分とていねいに付き合う」を体現していきたいブログです♪
というテーマでずっと書いていましたが…

2024.4 夫の小腸癌が発覚
2025.9 旅立つ 54歳
という経験を経て、夫のことや、夫のいない日常を書いていくブログになりそうです。

◆人生は暇つぶし





と言ったのは、私の父です。


確か「所詮、人生なんて暇つぶしなんだから」と言っていたような気がします。





これを聞いた時は私も若かったので、

「所詮ってなによ、所詮って」 とか

「一生懸命に生きているのに、暇つぶしってどういうことよ」

と、かなり反発を覚えました。




けれど、それから20年くらいたち、

完全に同意はしなくても、なんとなくわかるような気がしてきました。




長い人生で、何のために何をして生きているのかを考えた時に、

人生の終わりに振り返った時に、

「結局、暇つぶしだったのかな」っていう感覚もあり得るのかな、なんて。




この広くて大きな宇宙の時間で考えれば、

私の人生なんて本当に「あーっ・・・」って言ってる間に過ぎ去ると思うんです。




一生懸命に生きてても、いいかげんに生きてても

ヒュンって一瞬に過ぎるなら、

という視点で見ると、暇つぶしという概念もあるのかな、と。


で、一生懸命に生きてあがいている自分を少し離れて見て、

暇つぶし、という観点から言うと、結局ゆかいな人生を送っているのかな。

と思うわけです。




何を言いたいのか、よく分からなくなってきましたが。


だからこそ、一生懸命に生きる意味があるのかな。




書きながら、金子みすゞさんの


「みんな違って、みんないい」


という言葉が頭に浮かびました。