喫茶ドードー繋がりの連作短編集。
イラストが、表紙のアップルパイだけで、あまりのシンプルさに目が止まり、手に取った文庫本。
5話からなり、各話、それぞれ悩みを持った女性が主人公が喫茶ドードーで心休めたり、お悩み解決のヒントを得たりしながら、人生を生きていくお話です。
連作短編集なので、2話でちょろっと名前が出た女性が5話の主人公だったり、3話で名前の出た女性が1話の主人公だったりと、遊び心があり、見つけると楽しいです。人生どこで誰が繋がっているのかわからないものですね。
話の中で、ナレーション的な流れがあり、これはなんだろう?と思っていたら、最後に謎が解けました。おお、そういうことだったのか。
喫茶ドードーは、他人に押し付けることなく、でも寄り添う店主でもないので、つかず離れずのいい関係ですね。寄り添い過ぎると依存になってしまい、お互いに良くない状態になってしまう可能性があるから。
次巻もあるので、読んでみようと思います。
