遺跡発掘師シリーズ。
これ何作目だっけ?と記憶がないくらい、長く続いているシリーズです。
今回の舞台は、北海道南部。
アイヌや新撰組に興味のある人ならサクサク読めたのでしょうが、アイヌや新撰組には、とんと縁のない私。読むのに時間がかかりました。
アメリカ人がインディアンに酷いことをしてきたのと同じように、日本人もアイヌに酷いことしてきたんですね。ましてや、就職による差別があったり、昔はアイヌであることを躊躇われる時代もあったなど、小説を通して、アイヌの歴史に少し触れられたかなと思います。
今回のミステリーは、久しぶりに殺人がなかったような。
名探偵コナンばりに、西原無量の発掘現場では殺人ミステリーが起きていましたからね。
殺人が起きない代わりに、登場人物たちの心理状態は沈んだり、落ち込んだら、舞い上がったり、苦しんだりと、なんだかみんな忙しい
。
最後の最後で、忍が運転席のドアハンドルに手をかけるシーン。続きが気になるわ。
きっとこの先、忍と無量が向き合うのだろうけれど、それは、次巻のお楽しみということで。
無量と忍の結末、最後まで見届けたいと思います。
