筆跡鑑定人シリーズ第二弾。


手紙を運ぶ黒猫の話、お店のバツマークの話、清一郎のコンクール出展作品制作過程の話、詐欺師の美術商の話、の4編構成です。


爽やか青春ミステリーかとおもいきや、詐欺師が登場してなんだか雲行きが怪しい。

そういえば、1巻の終わりでも美咲が襲われかけるなど、最後になにかしらありますね。


美術館で昔の人の書の作品を見てもよくわからず、チラ見して終わりにするか、現代語訳のパネルを見るかだったので、次回、書を見る機会があったら、意味はわからなくとも、線の太さや細さ、流れる様子などを見てみようと思います。


清一郎に対する美咲の決意が固まった第二巻。

次巻はどんな展開になるのか楽しみです。