鯖猫長屋シリーズの5巻。
今回は、新たに拾楽の昔馴染みの女盗賊あざみが登場します。昔、拾楽が気まぐれに助けて以来、なにかとちょっかいを出すあざみ。ここ数年は姿をくらませていたので、本作で初登場です。
本作は、拾楽と成田屋の旦那とあざみの三つ巴なので、成田屋の旦那をご贔屓にしている私にとって、ほくほくものでした
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今回はふしぎな話というより、現実的な地に足の着いたストーリーでしたね。鯖猫のサバと桜の木が会話することはありますが、それ以外幽霊おばけの類は出てきません。
毒饅頭の話、植木屋の息子が誘拐された話、あざみの捕物帳の3話収録されています。
それにしても、あざみが数年行方をくらませていたせいか、あざみの情報はちょっと古いし、不正確だし、盗賊としてそれはどうなの?と首を傾げたくなりましたが、もしやそれもあざみの周到な罠なのか?気になるところです。
そして、気になると言えば、太一の正体は一体⁉︎
拾楽に惚れているおはまちゃん、これからどうするのかしらん。次作に新たな展開が来るのか、それとも先延ばしなのか。
次作が楽しみです
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