コンビニたそがれ堂シリーズや、花咲家シリーズでお馴染みの村山早紀さんの作品です。
こちらの作品に登場する銀河堂書店は、コンビニたそがれ堂や花咲家の舞台でもある風早の街にあります。

舞台は風早の街でも、今まで読んできた風早の街シリーズとは異なり、魔法や妖怪は登場しません。そして、私が1番異なると感じたのは、冒頭の第1章が読んでいて辛くなり、なかなか読み進められなかったことです。たいていの村山早紀作品は、早く続きが読みたくて、どんどん読み進められるのに、この作品は胸が締め付けられるようでした。
第1章〜2章さえ読んでしまえば、あとはサクサク読めます。

この作品の中で、印象に残った文章は、
「死は、特別なことではない、悲劇でもない」
「ただいまとおかえりなさいをくりかえし、命は宇宙をめぐってゆく」。

哲学的な感じもしますが、そこは児童文学作家。わかりやすく読みやすい物語になっています。

銀河堂書店の続編も出ているようなので、そちらも読んでみたいです。