風早の街シリーズの初期の作品郡に書き下ろしを一作加えて文庫化したもの。
私が読んでいる村山早紀さんの作品は、ファンタジーでありながらもどこか現実じみていて、本当にこの世のどこかに存在していそうだなぁ、と思うことが多いのですが、今回の作品は宇宙港やら神様の覚醒やらが出てきて、ファンタジーの王道でした。
6編の連作短編集ですが、その中で気に入ったのは「春色のミュージカル」。
ゴーストカフェに集う、口は悪いけど根は優しい幽霊や世話焼き幽霊、そして母親の幽霊に励まされながら、若い女性が一歩を踏み出す物語。自分の殻を破るのは容易ではないけれど、だからこそ成長する姿は素敵なのでしょうね。
ゴーストカフェ(喫茶店銀泉堂)のエクレア食べてみたいわ
。
風早の街シリーズは結構読んでいるのですが、まだまだ読んでいない作品があるので、そちらも少しずつ読んでいきたいです。
