コンビニたそがれ堂シリーズの第7巻。

風早の街を舞台にした村山ワールド全開のお話です。コンビニたそがれ堂も7巻とは、白狐の神様であるコンビニたそがれ堂店主の風早三郎は沢山の人を助けてきたのですね。店主だけでなく、ねここもですが。

本作は、コンビニたそがれ堂の短編2作と百貨の魔法の番外編が収録されています。
たそがれ堂は、「雪柳の咲く頃に」「小鳥の手紙」。百貨の魔法は「百貨の魔法の子どもたち」。

表題作でもある「小鳥の手紙」は泣けました。
優しさが滲み溢れていて、暖かい気持ちになります。電車の中で読んでいたのですが、涙がこみ上げてきて、ぼろぼろ泣くという。それくらい胸に響きました。

「百貨の魔法の子どもたち」は読みながら、なぜ星野百貨店の話をコンビニたそがれ堂の文庫に収録するの?コンビニたそがれ堂の話を読みたいのに、と思っていたら、星野百貨店とコンビニたそがれ堂のコラボ作品でした。しかも、星野百貨店の白猫と、コンビニたそがれ堂の白狐の神様とねここ、総出演。うわー、なんて贅沢!

「百貨の魔法の子どもたち」で印象的だったのは、短編の最後に書いてある文章です。
『人の子が魔法を信じるならば、魔法もまたきっと、人の子に寄り添うもの』
『人の子が魔法を夢見、信じるならば、魔法の側もきっと、人の子を愛し、力を貸してやろうと思うものなのよ』

なんだか素敵だな、と感じました。

続巻は、来年の春か初夏を目指しているとか。

ますます風早の街が賑やかになりますね。
来年のお楽しみが増えましたラブラブ