今回は辛口の感想になります。
お読みくださる方は、その旨を御了承の上、お進みください。
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本の説明文で「気鋭の著者が『書き終えたくない』ほどの情熱を注いだ純愛ミステリーの傑作」とあり、かなり期待しましたが、正直に言います。
どこが純愛?
どこがミステリー?
どこが傑作?
何度も読むの止めようかと思うほど、読みにくかったです。というのも、現在と過去と大過去が混ざっているから。読みやすいように過去と大過去を章ごとにわける工夫はされているのですが、過去の話の中で大過去のエピソードが入ってくるので、時間軸がわかりにくく、何度も読み終わった部分を読み返しながら読んでいく有様でした。
タイトルの「雪の香り」。本文中で、雪乃が恭平に差し出した雪が『ミントと柑橘系が合わさったようなさわやかな香り』がするエピソードから採られたものだと思いますが、この香りの正体がエピローグで明かされ、その正体に肩透かしを食らった感じです。
本作の主人公である雪乃と恭平。
雪乃の性格がどうしても好きになれず、感情移入できませんでした。
自由奔放で恭平を振り回し、困った時だけ恭平に上目遣いする雪乃。正直言って、
この女性、面倒くせ〜😰。
私には雪乃の良さはさっぱり分かりませんし、雪乃がエネルギーバンパイヤにしか思えないのですが、恭平が惚れているのなら、恭平には雪乃の良さがわかるのでしょう。そういや、外見が好みとか書いてあったような。
京都を舞台にした話で、かつ主人公たちはよく京都を散歩していたので、私も京都の街を歩いている気分になりました。
あくまで個人的な感想ですが、この本を読み返すことはもう無いです。人にお薦めもしにくいです。
