表紙絵とタイトルに惹かれた本。
タイトルの「星座館」で、プラネタリウム=ロマンチックな人間模様と想像していたのですが、予想の斜め上をいくものでした。
プラネタリウムの解説が、ヤンキー語であるにも関わらず面白い。ギリシャ神話の男神がヤンキー、女神がレディースって発想無かったわ。親しみやすく、記憶に残りますね。
ギリシャ神話は神様が多すぎて、ゼウス、アフロディーテ、以下略のように、最初から覚える気はさらさらなかったのですが、勝手に記憶の隅に留まっている感じです。
登場人物は、主人公で星座館のオーナーである和真、和眞の双子の弟である創馬と娘の月子、高校生の奏太と藍、キャバ嬢の凪子、オカマバーのリリー、ビルのオーナー大坪さんなど。
一言で言うなら、「和真と愉快な仲間たち」ってところでしょうか。この時点でロマンチック度ゼロですww。
不器用だったり、優しかったり、激しかったりと様々な人間模様が垣間見られる作品になっています。
最近よくある◯◯店でのミステリー系かと思っていましたが、ミステリーではありません。神話にちなんだ人情系お悩み解決ストーリーです。
個人的には、「山羊座」の話が好きです。
母親の願い、娘の願いを、お互いに取り違えいたことから起こるすれ違いのストーリー。山羊座の牧神パーンって宴会部長だったんだww。
この星座館シリーズは、3巻まで出ているので続きが楽しみです。
