本を返却するために図書館に行ったとき、目に留まった本です。
南大沢にある「スピリチュアライズ研究室 來風 LIFE」のにしやまゆかさんが推薦図書としていたのを思い出し、読んでみました。
作者の佐藤初女(はつめ)さんは今年の2月に94歳で亡くなられましたが、この本を読んで、佐藤初女さんは多くの人の心を救ってきた人なのだと感じました。
佐藤初女さんの生い立ちから始まり、カトリック教会との出会い、「森のイスキア」の創設から運営、食事のこと、生き方のこと、多岐にわたって書かれています。
初女さんの素朴な言葉は、力強くも優しい印象を受けます。
私が印象に残った箇所は、
「食べるということは、そのいのちをいただくことだと、私は思っています。」
「ただ考えているだけで何も動こうとしなければ、何も見えてはきません。動くこと、行動に移すことが何よりも大切なのです。」
食べる=いのちをいただく、これは当たり前のことですが、つい忘れがちです。
いのちをいただく、ということは、いのちを移しかえる、ということなのでしょう。
そう思うと、ご飯はコンビニで適当に済まそう、と考えがちな私、反省です。
タイトルにもある「おむすび」。佐藤初女さんの握るおむすびは素朴ながらも美味しそうですね。
一手間をかけることによって、食材の命を、食材の持つエネルギーを活かす。勉強になります。
料理も、生き方も一緒。
丁寧に生きることで、生まれてくること、気づくことがある。
そんな印象を受けた本でした。
