以前、とある魔法学校でご一緒したアモーレさんがブログで紹介していたので、手に取りました。
ハーブティー好きの私、楽しく読むことができました。無性にハーブティーが飲みたくなりますね。
ハーブティーに詳しくなくても大丈夫です。基本的なハーブしか出てきませんし、ハーブティーは物語の中心ではありませんから。
物語は、シングルマザーの母親を亡くした女子中学生の勇希が、夏休みの期間、伯父さんの家に預けられることになり、ハーブ溢れる横浜の洋館で過ごす、一夏の成長物語です。
悩みを持つ個性豊かな人物たちが「魔法使いのハーブカフェ」を訪れ、ハーブティーの力を借りて、いろいろな想いを吐露し、魔法使いである伯父さんが悩み解決への手助けをしていきます。
解決される場合もあれば、解決はしていないけれど良い方向へ向かいつつある場合もあり、それは人さまざまです。みんな揃って大団円とならないところが、ハーブティーらしいなぁ、と思いました。ハーブの効能は即効性ではなく、持続して取ることで少しずつ効いていくものですから。
作品の中で印象的な言葉が幾つかありました。
「言葉にしなければ伝わらないことがありますよ」
「魔法とは意志に従って、意識の中に変化をもたらす業である」
「人は行動しなければ、指一本動かせないんだ」
どうしてこれらが印象的だったのか、おそらく「想いだけでは何も変わらない。行動してこそ、何かが変わる」と私が感じているからなのでしょう。
どんなに想っていても、想っているだけでは相手には伝わらない。言葉で「ありがとう」など相手に気持ちを伝えないと伝わらないんだと、何度も失敗して学びましたからね~。
個人的には、物語に登場するマダムが好きです。
ミステリアスでいて可愛らしいマダム、素敵です。
1日でサクッと読めるので、ハーブティーを片手に優雅な読書タイムはいかがですか?
