12日は、集団NO PLAN 第三回しれっと帰ってきました公演「ちょっといい話集めました短編集」を観てきました。
会場は、要町のアトリエ第七秘密基地。


この公演は、私がご贔屓にしている山本和臣さんがご出演されるということで観に行ったのですが、
どのキャストの方も素敵な方ばかりで、掛け値なしに観に行ってよかったと思える公演でした。

会場は、観客収容50人くらいの大きさで、舞台と客席が一体感に包まれる会場でした。
上演開始後のキャストの緊張感が伝わってきて、私まで緊張してしまいました(笑)。

前から2列目のセンターに座っていましたが、舞台が目の前で、キャストの距離が2メートル弱。
和臣さんが目の前に来たとき、至福の一時でした。

今まで和臣さんのトークショーやお渡し会やライヴに参加しましたが、芝居はほぼ初めて。
ほぼ初めてという微妙な表現をしたのは、1月のラブステのイベントで朗読劇をやられていましたが、
朗読劇が始まるとすぐ舞台袖にはけていき、最後にチョロッと出てきてお終い、という状態だったので。
ですから、今回はがっつりと和臣さんの芝居を堪能できました。

短編集ということで、4つの短編が上演されました。

1場 家族
2場 友達
3場 夫婦
4場 つながり

ちょっといい話でありながら、吹き出すくらい面白かったり、涙がこぼれるシーンもあり、
いやはや、感情がジェットコースター状態でした(笑)。
2場の友達以外は、病気ネタ・死にネタでしたが、バッドエンドというよりも、微かに光を感じる作品でした。

劇中にインプロといわれる即興劇を含む芝居は初めてだったので、面白かったです。
上演前に観客が「架空の物語のタイトル」と「好きな言葉」を書いた紙をBOXに入れ、
それを劇中でくじを引く要領で引いて、キャストが即興で演じるというもの。

面白そうだったので、「好きな言葉」に「昼寝」と書いたら、
私の書いたのが引かれてセリフにいれてくれました。

その時の即興劇の引かれたタイトルが「うさぎとかめ」。

脚本家・演出家の藤丸さんも最後の挨拶で触れていましたが、なんという偶然。
即興劇の中盤で「昼寝」の紙が引かれたので、キャストが
「うさぎは昼寝をしたいけれど、昼寝するのはもうちょっと後なんだよ~」と。
次々に引かれる言葉を、次々にセリフにしていく瞬発力と度胸。面白い。

一番笑えた即興台詞は、「ライザップ」を引いて、「亀はライザップをして、ムキムキの甲羅になりました」。
ムキムキの甲羅、見てみたい(笑)。

1場、2場、4場でインプロが取り入れられていましたが、
4場のインプロで和臣さんが即興劇の一人として演じられていました。
いつも周りからツッコまれることの多い和臣さんが、ツッコみをいれていて、新鮮でした。

どのお話も素敵でしたが、一番印象に残ったのは、「3場 夫婦」でした。
泣けました。林りんこさん演じる妻の精神と肉体。その対比が、陰陽で、希望もしくは絶望で。
残酷な現実だけれど、美しい現実でもある、そんな印象を受けました。

短編集なので、一公演で役者の様々な役柄を観ることができて、楽しかったです。
和臣さんの頼りないニート役、イケメンなサークル主催者役、極悪人役など
様々な演技を楽しめて、あっというまの1時間50分でした。

次回公演もあったら、また観に行きたいですラブラブ