新年一冊目は、昨年秋に映画が公開された「想いのこし」の原作本、「彼女との上手な別れ方」です。

作者の名前、どこかで聞いたことあるな?と思ったら、朗読劇「私の頭の中の消しゴム」の脚本演出だったのですね。

映画を観ていないので、先入観無しに物語を読むことができました。

初っぱなから、しょうもない男性が登場し、読む気が削がれました
が、途中から一気読みするほど、面白くなり、またホロリとくるものがありました。

内容は、交通事故で亡くなった3人の女性ダンサーと1人の老人男性の願いを、しょうもない男が叶えることで彼らを成仏させる話です。

お涙頂戴のシーンもあり、感動もしますが、あまりにも現実離れした内容のため、どこか実感がわきにくい感じがしました。

エンタメとしては面白いけれど、心に今一つ響かないというか、心情描写が稀薄というか。

小説より映画のほうが、感情移入できそうかしら。

個人的には、女性ダンサーのケイの話が、ザ・青春!で好きです。

老人男性の願いは、実は○○だったのではないか!?疑惑にほくそ笑みもしたり、エンタメとしては面白いです(←少し強調)。

ただ、最大の謎が謎のまま終わってる…。
だから、現実味に欠けているように感じたのか。
納得。(^^)