26日の昼の部のリーディング×コンテンポラリーダンス「W.シェイクスピア HUMAN」を観てきました。
音楽朗読劇や映像朗読劇は観ていますが、ダンス朗読劇は初めてだったので、
どういう演出になるのか楽しみにしていました。
冒頭、ダンサーのショーから始まりましたが、
良く言えば前衛的、悪く言えばわからんちんでした。
私にとっては衝撃的で、
なぜゆえ宇宙人チックなの?
と、疑問符が頭の中をぐ~るぐる。
ひとそれぞれ嗜好が異なりますが、
個人的に衣装が気色悪かったです。
内容は、シェイクスピアの5作品をダンスと朗読で演じるもので、
「ロミジュリ」「ハムレット」「マクベス」「リア王」「お気に召すまま」の5作品が演じられていました。
出演者一覧から「ロミジュリ」「ハムレット」「マクベス」を演じるのはわかっていたので、
事前にストーリーをチェック。おかげで、これらの演目の内容はわかりました。
「リア王」「お気に召すまま」は、あとからパンフレットを見て、そうだったのかと理解。
冒頭のショーを観て、「舞台の選択失敗したかな~」とテンション急降下のなか、
登場してきたロミオ&ジュリエット。まさに、救世主でした。
ジュリエットが可愛い。ロミオが純粋。
この二人を見るだけでも、来る価値はあった気がします(←個人的な見解です)。
その後、奇妙なダンスを交えながら、「ハムレット」「リア王」「マクベス」「お気に召すまま」を上演。
「ハムレット」は、ハムレット役の石田彰さんが悩み苦しむ様を好演。
「マクベス」は、マクベス役の東地さんが大人の男を演じ、マクベス夫人役の井上麻里奈さんが強気で妖艶な夫人を演じていました。
井上麻里奈さん、遠目でも細さが一際目立っていました。
「リア王」は、シリアスとコミカルを織り交ぜながらの上演。リア王と元家来のやりとりが、丁々発止で面白かったです。
「お気に召すまま」は、途中から役者のつけまゆげが取れてしまうハプニングを、別の役者がいじり倒して、会場大爆笑。
演出なのかと思いましたが、拍手がおきていたから、咄嗟のアドリブだったのかしらん。笑わせてもらいました。
朗読劇出演の役者も、ダンサーと似たようなこぶのついた衣装を着ていたので、
「もしや、あの冒頭の奇妙なダンスの輪に入って、踊っていたのでは?」と疑いましたが、
さすがにそれはないですよね。
でも、ダンサーに交じって踊る石田彰さん。ちょっと見てみたかったかも(笑)。
個人的に好きなシーンは、ロミジュリのシーツ巻き巻きのシーン。
白い布を両サイドから巻いていく様子は、幻想的でした。
また、舞台からはけるとき、ロミオがジュリエットを気遣い、手を差し伸べるしぐさに、胸キュンです。
キャストの舞台挨拶後、マクベス夫人とオフィーリアが手をつないで降りていく様子に、感慨深いものを感じました。
悲劇的な結末を迎えた二人だからこそ、何気ないやりとりが希望に思えました。
私にしては、辛口の感想になりましたが、
ひとそれぞれ好みはあります。
この感想メモは、私の個人的な感想だということを、申し添えておきます。
