「和菓子のアン」で坂木司さんを知り、他の作品も読んでみようと手に取った一冊。
ブラックです。黒いです(笑)。
26の短編からなっており、1つが10~15頁くらいです。隙間時間に読むにはちょうどいいですが、中には個人的に後味の悪い作品もあります
。全部が全部ブラックではないので、ランダムに読んでロシアンルーレットのごとく、当たりハズレを楽しむのも面白いかも。
個人的にお気に入り作品は、
「ケーキ登場」、
「最後の別れ」、
「物件案内」、
「ビル業務」、
「並列歩行」です。
「ケーキ登場」は、他人の目は当てにならないことをスリルを混ぜて描いている作品です。続きが気になります。
「物件案内」は、とある町の不動産屋の話です。こんな不動産屋、近くに欲しいです。優良物件(笑)紹介して欲しいな~。
「ビル業務」は、なさそうでありそうな、不思議な世界です。妙に説得力のある話です。
「並列歩行」は、正真正銘のブラックユーモアです。読み終わった後、思わずツッコミ入れたくなります。
(゜゜;)\(--;)
26編もあるので、お好きな短編が1つくらいはあるかもしれません。
「和菓子のアン」とは、また違った坂木ワールドをご堪能あれ。
