今回は児童書を読みました。対象は、中学年~高学年向きかな。(*^^*)

村山早紀さんを知ったきっかけは、「猫と私の七日間」に執筆されていたからです。他の作品も読んでみたいと思って、「コンビニたそがれ堂」を手に取りました。

この「コンビニたそがれ堂」は、最初は児童書として発刊されましたが、その後ポプラ文庫でシリーズ化され、現在4冊出版されています。

それもそのはず、児童書だけではもったいない、ぜひ大人にも読んで欲しい作品です。


文庫版の要旨から抜粋

駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。
大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。
今日、その扉をくぐるのは…?
慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。
それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。


私が読んだのは児童書版なので、絵が描いてあります。
コンビニのお兄さんにしっぽが生えていて、もふもふしたい~ラブラブ

話は、5つの話からなっており、それぞれ主人公は異なります。
少年、少女、若い女性、猫とバラエティーに富んでいます。

個人的には、猫が主人公の「あんず」と若い女性が主人公の「桜の声」が好きです。

「あんず」は、猫好きならいろんな意味でたまらない作品です。愛が溢れていて、涙が止まらないのなんのって。猫を飼ったことのある人には、オススメしたい作品です。

「桜の声」は、仕事に人生に悩む女性にオススメな作品です。
この先どう生きていくのか、迷い悩んでいる女性の心理が描かれています。
改めて仕事の意義について考えさせられる作品です。

これ、児童書向けかな?と思えるほど、大人向けの作品でもあります。


あとがきも、児童書用ということで語り口は優しいのですが、内容は宇宙の真理を探究しています。
「人間とは、いつかは死んでゆく存在であり、地上に指をかけようと、なにかにすがろうとしようと、寿命がつきれば、『どこか』へ去らなければいけない、借り暮らしの存在なのです。」

って、これほんとに児童書なの!?
(゜ロ゜;

最近の小学生は、こんな難しい本読んでいるのね~。いやはや。

シリーズ化されている続きも楽しみに読みたいと思います。