「ステラリウム」は表紙絵に一目惚れして、買ってしまったBL漫画です。
BLや同性愛が苦手な方は、この感想文を読むのはご遠慮くださいね。
青井秋さんのお名前も、ステラリウムも全く知らなかった私ですが、表紙絵に惹かれ手に取りました。
頭の中では、「この漫画は買いか?」そろばんを弾いていたのに、直感(欲望?)に従って買ってしまいました。
結果はというと、
大当たり~琦琦。
表紙絵は美麗なのに、中身の絵がイマイチ…な作品もある中で、この作品は表紙と中身の絵が一致して美しい
。いやはや、最近私が知らなかった作家や漫画家の本や漫画を、本屋で直感で買って当たることが多いですね。私の作家の引き出しが増えていくわ。ワクワク
。ストーリーの内容は、
「夜空の灯・星」は、人の想いを映して創られる。
星の製造工場に勤めるカナタは、亡き恋人を想い残業中にもかかわらず酒に溺れて、涙を零した。すると、研究していた素材の中から少年が生まれ出る。星以外の製造物は破棄する決まりだった。だが人の形をした彼を破棄することはできず、アルレシャと名付けて育てることに。喪失感で苛まれていた日々に、そっと寄り添ってくる無垢な瞳にカナタは……。
この要約文を読んだ時、カナタ×アルレシャのショタコンの話かと思いました。読んでみて、自分の腐加減に苦笑い。
このストーリーは純粋な愛、相手を思いやる優しい想いに溢れていました。人の清らかな心の結晶がキラキラしていて、この作品・この作家に出逢わせてくれたことに感謝です。(^人^)
BLではあるけれど、エロシーンは無いです(キスシーンのみ)。エロシーンを期待する人には物足りない感じがするかも知れませんが、この作品にはそれを補って余りあるほどの読む価値があると、私は思います。
余計なセリフがなく、絵が語りかけてくるような感覚になり、言葉はなくとも、登場人物の心情が滲み出てきます。
特に「夜明け前」後編の灯台のシーンは、漫画を読むというより、映画を観ているようです。
青井秋さんの既刊は他にもう一冊あるので、そちらも読んでみたいですね。
いや~、素敵な作家に出逢えました。
新刊でないのに、平積みしていた渋谷アニ○イトの漫画担当者様、ありがとうございました♪
