2~3年前にヒットした俳優水嶋ヒロの処女作です。

その当時、話題になりすぎて読む気が起きなかったのですが、先週、偶然本屋で目についたので読んでみました。

この作品、ネットなどで酷評されているようですが、私はすんなり読めました。素直に発想が面白いと感じました。

なぜにそこまで酷評されてしまったのか、疑問です。出る杭は打たれるってやつかしら?

作品の内容は、自殺志願者の主人公(40歳男性)が、謎の男性に命を助けられ、その後、主人公の意志で、自身の臓器売買の取り引きをする話です。

肉体とは何か?
命とは何か?
魂とは何か?

ともすれば、重い、お涙頂戴ものになりがちですが、主人公にエンタメ要素があり(ダジャレ好き、だけどダジャレのセンスは壊滅的)、軽いタッチになっています。

個人的には、謎の男のスピンアウト作品が読みたいですね。
謎の男が悩み苦しみながらも、問題に向き合って生きていく姿が読みたいわ。
そう、「炎の蜃気楼」の直江みたいな感じ。ぐるぐる~竑竑。

すみません。脳内お花畑が暴走してました(笑)。


「KAGEROU」は、結末が意外な展開に進んでいき、個人的には楽しめた作品でした。