2週間ぶりの更新です。
この2週間何をやっていたかというと(仕事以外で)、今回ご紹介する本をガッツリ読んでいました。
いやいやほんと、ガッツリ取り組んで読みました。
というのも、この本は西洋史がメインなのですが、私の世界史は中学生レベルで、西洋史はちんぷんかんぷんでして。
f(^_^;
そんな私でも読めるように、詳しく書かれているので、じっくり読むこと2週間。
あらすじは、1417年にイタリア人ポッジョがドイツの修道院で、古代ローマの詩人ルクレティウスの叙事詩「物の本質について」の写本を発見し、その本に書かれた思想がヨーロッパに影響を与え、ルネサンスの礎の一つになっていく様子を、ポッジョの生涯を軸に描いています。
ポッジョがいかにして写本を発見したのか、そしてその本に書かれていたギリシャの哲学者エピクロスの教えは、後の世界にどのような影響を与えたのか。
古代ギリシャ・ローマからルネサンス期までの政治、宗教、芸術の知識がてんこ盛りで、読みごたえがあります。
紀元前一世紀に書かれ、1500年後に再び脚光を浴びることになった哲学者エピクロスの教えを伝えようとしたルクレティウスの「物の本質について」。
どんなことが書かれているか、幾つか挙げると、
・万物は目に見えない粒子でできている
・物質の基本となる粒子は永遠である
・宇宙には創造者も設計者もいない
・霊魂は滅びる
・死後の世界は存在しない
・組織化された宗教はすべて迷信的な妄想である
・人生の最高の目標は、喜びを高め、苦しみを減ずることである
これら全てを受け入れられるかというと否ですが、紀元前にこのようなことが考えられていたとは驚きです。
特に、「万物は目に見えない粒子でできている」は、顕微鏡のない時代にどうしてわかったのだろうと不思議に思います。粒、粒。
この粒子論が、後にダーウィンやアインシュタインへと続くことを考えると、
ポッジョとルクレティウスの出会いは偶然だったのだろうか。もしや必然?と勘ぐりたくなります。
「ヴィーナス誕生」で有名なルネサンス期の画家、ボッチチェリも「物の本質について」からインスピレーションを受け、「春」を描いています。
「物の本質について」のヴィーナス礼讚の部分をそのまま描いていて、影響大ですね。
読みきった~、という読後感を味わうもよし、
ルネサンス文化史を堪能するもよし。
2200円(税抜き)と少々値段が高めですが、それだけじっくり味わえる本だと思います。
この2週間何をやっていたかというと(仕事以外で)、今回ご紹介する本をガッツリ読んでいました。
いやいやほんと、ガッツリ取り組んで読みました。
というのも、この本は西洋史がメインなのですが、私の世界史は中学生レベルで、西洋史はちんぷんかんぷんでして。
f(^_^;
そんな私でも読めるように、詳しく書かれているので、じっくり読むこと2週間。
あらすじは、1417年にイタリア人ポッジョがドイツの修道院で、古代ローマの詩人ルクレティウスの叙事詩「物の本質について」の写本を発見し、その本に書かれた思想がヨーロッパに影響を与え、ルネサンスの礎の一つになっていく様子を、ポッジョの生涯を軸に描いています。
ポッジョがいかにして写本を発見したのか、そしてその本に書かれていたギリシャの哲学者エピクロスの教えは、後の世界にどのような影響を与えたのか。
古代ギリシャ・ローマからルネサンス期までの政治、宗教、芸術の知識がてんこ盛りで、読みごたえがあります。
紀元前一世紀に書かれ、1500年後に再び脚光を浴びることになった哲学者エピクロスの教えを伝えようとしたルクレティウスの「物の本質について」。
どんなことが書かれているか、幾つか挙げると、
・万物は目に見えない粒子でできている
・物質の基本となる粒子は永遠である
・宇宙には創造者も設計者もいない
・霊魂は滅びる
・死後の世界は存在しない
・組織化された宗教はすべて迷信的な妄想である
・人生の最高の目標は、喜びを高め、苦しみを減ずることである
これら全てを受け入れられるかというと否ですが、紀元前にこのようなことが考えられていたとは驚きです。
特に、「万物は目に見えない粒子でできている」は、顕微鏡のない時代にどうしてわかったのだろうと不思議に思います。粒、粒。
この粒子論が、後にダーウィンやアインシュタインへと続くことを考えると、
ポッジョとルクレティウスの出会いは偶然だったのだろうか。もしや必然?と勘ぐりたくなります。
「ヴィーナス誕生」で有名なルネサンス期の画家、ボッチチェリも「物の本質について」からインスピレーションを受け、「春」を描いています。
「物の本質について」のヴィーナス礼讚の部分をそのまま描いていて、影響大ですね。
読みきった~、という読後感を味わうもよし、
ルネサンス文化史を堪能するもよし。
2200円(税抜き)と少々値段が高めですが、それだけじっくり味わえる本だと思います。
