はい。
久々に
ホームケアでのトリートメントについて書いていきたいと思います。
世間的には
シャンプーは
洗う成分は大切かも?くらいには浸透してきてはいるとは思いますが
トリートメントに関しては
未だに
サラサラ=良いトリートメント
ツヤツヤ=良いトリートメント
みたいな感じだと思いますが
まず
トリートメントの役割で
1番重要な事は
しっかりと
髪を
等電点に戻してあける事です。
ここを語られている方は
ほぼ皆無ですが
それにはちゃーんと理由がありまして
そもそも
世間的なトリートメントは
pHが6.0~7.0の中性くらいの商品がほとんどなんです。
本来ならば
髪は
pH4.5~5.5くらいが
1番安定して
髪の強度的もベストなんです。
極端な例ですが
よくありがちな
ハリコシアップトリートメントなんかは
トリートメントの
pHはアルカリ寄りにして
キューティクルを浮かした状態で
シリコーンなんかで皮膜して
あたかも
髪が太くなったようにみせるような商品がありますが
そもそもキューティクルを等電点にしてあげないと
髪の内部から
アミノ酸などの栄養成分が流失しやすくなります。
その状態で
皮膜を洗い流すようなシャンプーを使うわけですか
髪の毛はパサパサになっていきます。
次回に続きます。