こちらのトリートメントは
市販品ならではの
シリコーン&第4級カチオン界面活性剤のコンビではありません。
こちらの商品は
一般的な市販品のトリートメントとは違い
頭皮=肌への刺激性が低い商品です。
刺激性が低いだけの商品なら探せばありますが
大体は
合成油剤や天然オイルを髪に定着させて終了ですが
合成油剤や天然オイル=髪の保護
だけではなく
キューティクルの要である
CMC成分が配合されていますし
全体的に見ても
継続使用による
ビルドアップ=蓄積の弊害は出にくい商品だと思います。
トリートメント成分の鍵は
(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー=皮膜
ミリストイルメチル-β-アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)=CMC成分
ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチルドデシル)=CMC成分
ちなみに
セチルジグリセリルトリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコンは
ジメチコンと付きますが
乳化分散剤ですので
高密着の皮膜にはなりません。
第4級のカチオン界面活性剤は微量には配合されていますし
インナーのダメージ補修・補強成分は乏しいですが
ビルドアップの懸念が少なく
CMC成分=キューティクルとキューティクルをつなぎ止める成分も配合され
疑似キューティクルをイメージされた処方なので
サラサラ感はより
しっとり、まとまり感の方が強いと思います。
市販品にしては
アリなトリートメントではないでしょうか?
このようなトリートメントを使用されているお客様だと
現場の美容師としては
施術の妨げになる成分のビルドアップがないと
成分コントロールがしやすくなりますので
有難いですね(^^)
まぁ私は
成分の
コントロールがしやすいとか
コントロールがしにくいとかは
全くありませんが(笑)