個人的見解です。
最近では
ドラッグストアのヘアケア商品も
大手メーカーが独占ではなく
選択肢も増え
内容自体も良くなってきております。
※市販品の良質シャンプーは何度も記事にしておりますので過去記事をご覧して頂ければと思います。
ただし
コンディショナーやトリートメントに至っては
なかなか向上の兆しが伺えません。
その理由は
☆原価がかかり過ぎる
☆配合量のバランスがめちゃくちゃ難しいし、その処方を追求すればするほど、使用感(髪表面の手触りなど)から遠ざかるので、消費者受けしない。
※個人的な見解です
原価はそのまんまの意味で
配合量のバランスが難しいと言うのは
トリートメントは
『毎日使用する事を前提としています』ので
高濃度過ぎても
髪が重たくなりすぎますし
低濃度過ぎたら結果が出ない。
という感じです。
結果
少し髪に浸透するオリーブ油のような安値の天然オイルに頼るか
合成オイルに頼るか
浸透なんてしない皮膜だけのシリコーンに頼るか
みたいになってしまいますし
市販品のトリートメントは
刺激性の強いカチオン界面活性剤とシリコーン主体になっている商品や
もしくは
それプラス
刺激性の強い油剤ベースなんかになってしまいます。
そうなれば
絶対にメーカーは
『売れる商品』を製造しますから
安値の処方を選択し
シリコーン等になるわけです。
アンチシリコーンをアピールして
天然オイルがトレンドになりつつありますが
結局は
ちょっと浸透するオイルか
浸透しないオイルかの違いで
ドラッグストアの商品棚の前で
購入する商品はどれにするか?と
真剣に商品の説明文と
にらめっこするだけ無駄になってしまう可能性が大です。。。
最近では
美容室専売品のトリートメントですら
『きちんと下地(内部補修又は、成分が浸透しやすい状態)を整えてから皮膜する』
2ステップ式のホームケアトリートメントが続々と発売されています。
商売的な戦略も含むと思いますが
トリートメント1本にあれもこれもと集約し過ぎると
蓄積による弊害がでますので
2ステップ式にする事で
『消費者に髪状態の良し悪しを調節してもらいたい狙いがあるのだと思います』
しっとりが好きなら毎日使って
サラツヤなら3日に1回にしてもらってみたいな?
内部補修重視のトリートメントを製造すると
『使用感だけで商品の善し悪しを判断されたら売れない』し
1度使えば感動するようなトリートメントだと
使ってるうちに『あれっ!?最初は良かったのに…』
ってなってしまいます。
やはり
内部補修・補強がメインで
低刺激性のカチオン界面活性剤を選択し
ビルドアップの弊害が起こらず
豪華成分で構成し
さらには
髪や頭皮には非常に嬉しいpH4.5の弱酸性です。
オリシャン同様
オリコンも
類似品は無い商品となります。