個人的見解です。





お客様から




以前通っていた美容室で



カラー剤の有害物質を



完全に無毒化してもらっていた!とおっしゃったので




私のアンテナに引っかかり




有害物質を無毒化??





その瞬間に




あのオカルト系のメーカーかな?と思ったのですが




調べてみると




私が知らないメーカーでした。。。




私の知らない間に



どんどんオカルト系?



なメーカーが増えていますね。。





まず




大きく分けて



カラー剤で刺激やアレルギーの懸念がある成分として



☆ジアミン染料


☆アルカリ剤


☆過酸化水素



の3点です。



アルカリ剤の中和、除去は



弱酸性領域で高い酸濃度で中和しますので



キューティクルの過収斂による負担も皆無ですし、色味の変色もありません。




過酸化水素の除去に関しては





カタラーゼや



SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)



などをメインに




過酸化水素を水と酸素に変換=除去し



髪や頭皮の活性酸素を防ぐ処理まで行います。




さて




次は




ジアミン染料です。





オカルトメーカーさんは




アレルギー性物質を完全に無毒化!



とか




安心、安全!!




とかをアピールしています。





堂々過ぎるくらいアピールしているので



その無毒化できるとやらの



全成分を探して見るも




一切出てこない(当たり前。)





ただ



1つ分かったのは




カラー剤に怪しげな粉を混ぜるらしいです。




って言うことは




カラー剤を混ぜた瞬間に




無毒化?中和?除去?




されている事になるそうです。




カラー剤の刺激原因は



☆刺激性染料

☆アルカリ

☆過酸化水素



なのですが



アルカリや過酸化水素水の刺激性を




無毒化とアピールしていますが





無毒化=ゼロでは無いはずです。




もしゼロなら



アルカリも過酸化水素水も機能しない事になりますから



カラーとしての役割を果たす事は不可能です。




ジアミン染料を



無毒化=ゼロにできて色味が入るなら




新聞一面どころか




世界的発明です。





つまり有り得ない。



無毒化の定義を語られている訳ではないので



嘘が確定した訳ではありませんが



もし仮に




染料刺激をゼロにできたとしても




それはもはや染料ではなく




色味が入らない



ライトナーと同じ事になります。




※ライトナーとは色味は入っていなくて髪を明るくするだけのカラーです。


話がズレますが




染料アレルギーの方は



ライトナーで明るくして



色味はトリートメントカラーや天然染料のダブルカラーと言う選択肢もありますので


ジアミンアレルギーがある方でも、通常の明るいカラーや明るい白髪染め施術の選択肢は残されていますから諦めないでくださいね。

*但しダブルカラーは必須です。









話を戻して




もう一度言いますが






カラー前にアルカリを中和したら



黒髪はリフトアップしませんから



カラーの意味が無くなってしまいます。




過酸化水素も同じで




酸化を促進して酸化重合で色素定着をさせる為ですから



塗布前に分解したらまったくカラーの意味が無くなります。





こんな事は



お客様達は分かりませんから




ホームページなんかをみたら




すごいこだわってそう!



とか



安心かも?




とか



思われる方も多いかと思いますが




この記事を見られた方は




『絶対に痛まない』とか



『カラーをすればするほど綺麗になる』とか



『トリートメントで縮毛矯正ができる』とか




魅力的な言葉だけで




『一切デメリットに触れていないお店』は





充分に注意してください!と言うか





避けるべきお店と言えると思います!