ヘアカラーの色味を再現する調合力は
美容師にとってかなり重要な技術だと思います。
私は昔から
カラー剤は低アルカリ、低ジアミン、中性カラー、弱酸性カラー、ノンジアミンなど
髪や頭皮への負担を最小限に留める事ができるカラー剤を選択してカラー施術を行っていますから
必然的に色味表現の選択肢は狭くなります。
そのおかげで
何メーカーものカラー剤を使いこなしていますので
調合力は常に鍛えられています。
個人的には寒色系が好きですので
寒色系の微妙な透け感や
くすみ感などの微細なコントロールには
かなり長けていると思います。
※お客様には伝わらないくらいのレベルに突入してますが(笑)
でも
分かる人には分かりますので
これからも継続してマネキンでの検証や実験を繰り返して
現場に落とし込んでいきます(^^)
最近では
彩度の異なる微妙な色味の種類も多く
ベージュなんかでも
イエローの染料を配合せずに、寒色系ベージュが表現出来たり
高彩度ピンクと低彩度の紫をベースに低彩度の青を加えて
ふんわりピンクアッシュを再現したり(´▽`)ノ
根元は明るめの白髪染めで
その他の毛先までは
ファッションカラーの色味を使用しますので
同じ白髪染めでも
濁りの少ない
軽やかな色味が表現できますので
お客様にはとても喜ばれています☆
ほんの小さな施術工程の違いですが
私が行う成分を使いこなう施術は
すべて
他店とは違い
ひと手間を惜しまない
そんな美容師であり続けてたいと思います☆