まつげも
毛髪と同じ構造です。
ですので
アルカリ性にふれると
キューティクルが浮きます。
その原理を利用して
世にあるまつげ美容液の多くが
アルカリ性を利用しています。
アルカリ性でキューティクルを浮かせて
セルロースなどの高分子ポリマーで覆ってしまえば
すぐに
『一本、一本が太くなります。』
そーなれば消費者はすごーい!!となります。
しかし
キューティクルをリフトアップしながら皮膜すると言うことは
痛み=ダメージを与えながら太くしていると言えます。
毛髪でも
CMでよく見るボリュームアップ系の商品のほとんどが
このようなネコ騙し系です。
髪内部の水分などを流失させて
さらには
キューティクルのリフトアップ=ひっかかり確率がアップ=抜けやすい
と言う図式も成り立ちます。
成分表をみれば
アルカリ剤を配合しているが
pH調節剤を配合していなかったり
原料自体がアルカリ性なのに
pH調節剤を配合していないなどで判別出来ますが
一般の方には難しいですよね?
まつげ美容液に限らず
自分が使用する商品が
どう言う商品なのか?
安全性は?
お値段なりの商品なのか?
など
気になられる方も多いかと思います。
そーいった方々は
私のような成分オタクが居ればかなり便利だと思いますので
ご利用していただければと思います。