医薬部外品の化粧品。
つまりは薬用化粧品。
普通の化粧品より効果が上なのか??
分かりやすく書きますね。
まず始めに
化粧品原料と医薬部外品原料の
『違いはまったくありません!!』
美白成分だろうが
抗炎症成分だろうが
殺菌成分だろうが
医薬部外品に配合されている成分と
化粧品に配合されている成分は
『まったく同じです。』
ただ
商品を登録する際に
医薬部外品で登録するのか?
化粧品で登録するのか?の違いだけです。
※ただし、医薬部外品で登録するのなら、医薬部外品の有効成分として認可を受けた成分を、定めらた規定量での配合をしなくてはなりません。
なので
医薬部外品(薬用化粧品)に配合されている有効成分は
効果が期待できる濃度が配合されています。
化粧品からみて
医薬部外品の商品に対するメリットは
『有効成分の効果が期待できる!』
それくらいしかないです。
むしろデメリットの方が多いと
私は思います。
その理由は
☆医薬部外品は配合量順に成分表記をしなくてもよいので、刺激性の考察がしずらい。
☆有効成分を乱暴にお肌に届けるような処方の場合も、全成分を見ても考察しにくい
☆化粧品よりも医薬部外品での登録には、時間とお金をかけているので、内容成分とコスパのバランスが取りにくい=化粧品より割高なる
まだまだデメリットはありますがこれくらいで(汗)
化粧品より
医薬部外品の方が効果が高いのではなく
化粧品より医薬部外品の方が
『効果をアピールできる幅が広いだけ』
ですので
医薬部外品>化粧品 ではありません。
例えば
ビタミンC誘導体は
医薬部外品では配合量は
3%の上限だとしても
化粧品には上限はありません。
つまり
ビタミンC誘導体が5%配合の『化粧品の方が効果は高い!』 となります。
しかし
化粧品では
『美白!シミ改善!!』とはアピールできません。
そもそも
医薬部外品と言うカテゴリーがある事自体が
世界的にみても異例の制度であり
古い制度を現在まで引き継いできているだけです。
一般消費者からすると
薬用=効果が高い
とか思ってしまうでしょうし
アピールも医薬部外品の方が派手なので
ついつい手が伸びてしまうかと思いますが
この記事を見た方は
医薬部外品には
あまり反応しない事を願います☆