個人的見解です。







最近



よく目に止まるのは



美容師さん発信の




シリコーンなどの皮膜髪=髪が重い=髪がふわっとならない




みたいな感じで書かれていて



トリートメント成分=ファンデーション(メイク)




と表現し



その後には



きっちりと



割高ヘアケア商品の購入へのサイトが張り付けているのを




よく見ます。




※もちろん、割高と表現したのは、私から見て価格ほどの内容原価は配合されていないという意味で、使用されている方が安いと感じる事などは批判していません。






まず




シャンプーは



素髪=髪に余計な成分を残さない




と言うのならば



アニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤のみで構成したシャンプーがベストなんじゃないかと思います。



もっと言うなら



アニオン界面活性剤単体のピュア原料が



スーパー素髪になれると思うのは私だけでしょうか??



それなのに



そんな商品をススメたり



製品化しないと言うことは



売りだい願望が第一なんだと思います。



まぁ



それが商売(普通)ですので



スルーしたいところですが




大量生産じゃないから



これが限界価格=コスパは悪くない



的なアピールなどをされると



同じ美容師としては



黙っていられないので発信します。






まず




ヘアケアの極意ですが




やはり



基本的に髪は毛先に向かうほどダメージが大きくなります。




そして



毛先をマメに整える『カット』はダメージを広げない為には必須と思いますので



美髪やダメージを食い止めたい方は



マメに毛先のメンテナンスは必要です。




分かりやすく言えば




パーカーのフードのヒモの先端がコーティングされていなければ



どんどん上にささくれが広がりますよね?



分かりにくい?(笑)



避けるチーズの先に亀裂を入れたら避けやすくなるのと同じで



髪も毛先を整えないと健康な部分まで亀裂が入ります。



ミクロに言えばカットするハサミによっても



安いはハサミや、メンテナンスがしっかりしていないハサミでカットされると



髪を押し潰したような切り口になりますので



その切り口から髪のアミノ酸などがダダ漏れ状態になります。




そして



皮膜=重くなる



についてですが



皮膜だけを蓄積すればの話になりますが



ダメージ具合に対する



髪の類似成分による補修、補強を行ってから
の皮膜であれば



なんら問題ないと思います。



良質なトリートメントに配合されているトリートメントのシリコーンは




揮発性がベースですし、アミノ変性シリコーンなどは



ダメージ毛だけに選択的に定着するような成分ですし



キトサンだって軽ふわ質感ですけどね。




多分


ジメチコンを中心に考えすぎなんですよね?




話は変わりますが



良質なシャンプーを集めて



販売するようなサイトで購入して満足できない方へ



私成分オタクから発信致しますが



そもそも良質と言っても



基本的に毎日使用する事を前提に製品化されていますので



何かのダメージ補修成分を高濃度配合したり



特化すぎる商品を発売してしまうと



一般消費者は使いこなすのが困難な商品になってしまいます。



なので


いくら良質な商品と言えど



ハイダメージの方や



仕上がりに対してこだわりがある方などは




トリートメントジプシーの方も多いかと思います。





ですので




まず




『自分のダメージに見合った商品を探す』のではなくて




自分のダメージに見合った商品を提案してくれる美容師さんから



直接アドバイスをしてもらって



使用上の注意のレクチャーを受けて



自分に必要なダメージ補修成分が



高濃度配合されているトリートメントを



オススメしてもらえる美容師さんを探されるのがベストだと思います。




しかし




そんなマニアックな美容師さんは少ないですよね??



もし




見つからない場合は





成分オタクである



私が居ますのでご安心下さい(笑)