頭皮に関しては



以前に記事にしました。



今回は



髪編です。




分かりやすく書きますね☆





髪は弱酸性に触れた時に




キューティクルが引き締まるのですが



水道水は




髪からしてみれば



ややアルカリ寄りなので


歓迎はされません。




お風呂上がり後の髪は



膨潤してキューティクルが開き(浮き)ます。




この濡れている時間が長ければ長いほど毛髪内部のCMCや




タンパク質が外部へ流出しやすくなりますので



髪のダメージがジワジワと進行していきます。




そして




濡れて開いているときのキューティクルは



ちょっとした摩擦で簡単に剥がれますから




お風呂上がり後は



なるべく早くドライヤー(熱)で乾かすのがベストですし




『髪は乾いた形を固定する性質があります!!』




自然乾燥だとキューティクルが浮いたままで固定されるので



髪が痛みやすい状態になったままです。




ドライヤーの熱によって毛髪表面の水分が急速に奪われる為、



毛髪表面を綺麗にフタをするように




キューティクルは閉じるので、



艶が出て




物理的な摩擦抵抗も減ります。




このとき毛髪では




『水素結合』という弱い結合で固定されています。




ちゃんと夜に乾かして寝れば



朝起きた時の状態が




まるで違いますよね??



扇風機で乾かすのと



ドライヤーの熱で乾かすのでは



ボサボサ具合の差がでるのは



水素結合がモロに影響しています。



朝寝癖をなおすのに



『水』を利用するのも



水素結合を緩め



乾かす事で




最大限に水素結合を利用している事になります。





ドライヤーの熱は髪のダメージに繋がると思われがちですが




ドライヤーで乾かさない方が



『痛みます』




ですので




頭皮も髪も




ちゃんとドライヤーで乾かした方が



頭皮にも髪にも




嬉しい事だと言えると思います☆