避難して下さい! | 新ぶるーす 不動産編

新ぶるーす 不動産編

兼業大家です。読んだ方はアドバイス下さいねー!(^^)

あの日、7月6日。

 

車で海田町にいました。

夕方、何処を走っても冠水していました。

 

海田駅から元の海田温泉の通りを抜けようとしました。

 

ここが車の底まで冠水して、そろりそろり走りました。

 

抜けると国道2号線ですが、アンダーがあるので左に振り向くと。

 

軽自動車が斜めに浮いていました。

 

緊張しました。

 

強い雨が降り続きました。

 

海田幼稚園、この前も冠水。

 

矢野の出張所の傍を走った先は、狭い道、そして四つ辻、、左から右に濁流が流れています。

 

ゴン!

 

ゴミ箱の蓋(多分?)が車に当たりました。

 

色々流れてきます。

 

(それにしても、水の流れが「速っ!」)

 

先が深いのか、浅いのか分かりません。

 

ドアを開けて、車の底に濁流が来ているのを確認しました。

 

これ以上は無理。

 

(エンジンが浸かれば身動き取れなくなり、終わり!)

 

一瞬迷いましたが、バックして広い道を行くことにしました。

 

幸い渋滞はありません。

 

(帰路)

 

・・・用事を済ませましたが。

 

何だか超渋滞ですが、何処がどうなっているのか分かりません。

 

そのうち、緊急車両が何台も通過します。

 

工作車も。

 

けたたましくサイレンを鳴らしながら。

 

ラジオでは、坂、馬木、矢野東?熊野だったか?

 

行方不明者が出ていると言ってます。

 

ああ成程、坂町に向かう消防車だったんだ。

 

会社への帰り道、坂新地、矢野東部流通団地内は大渋滞で身動きとれません。

 

日が沈み辺りは暗く、車のヘッドライトとテールランプばかり。

 

車は止まったまま。

 

時々頭をよぎったのは、場所の違う、広島市内の店子。

 

意を決して電話してみました。

 

「そこは、崖の上で危険なので避難してください! 長雨で大変なので、どこかホテル探して避難してください。宿泊費用はこちらが見ますから。」

 

この戸建は急な斜面の上にあり、さらに急な斜面の上に他人の家があり、崩れてくれば命が危ない。

 

急傾斜危険崩壊区域エリアです。

 

この物件は安かった、90万でした。

 

それを100万でリフォ終えるところが、さらに100万掛かり、全部で300万近く掛かりました

 

利回り16%の物件です。

 

入居してくれたのは若い女の子で、健気に介護の仕事で家賃を。

 

しかしここへ避難を促す電話を決意して、入れたのですが。

 

 

「(店子)ホテルといっても、ここから平地に降りたとしても、太田川の水が溢れたら。(ゼロメートル地帯なので冠水してしまい、そんな道を走ればそれもどうか?)

大丈夫、近所の人も動いてないし、問題ないです。」

 

「(私)そ、そうですか?それならいいですが。もし、大変だと思ったら遠慮なくホテルに避難して下さいよ。

 

ホテル代はこちらが支払いますからね。」

 

「(店子)はい、ありがとうございます。」

 

僕が見ている目の前の現実と、店子の見ている現実は明らかに違っていました。

 

ちょっと勇み足的でしたが。

 

でも、やるべきことはやったと、一安心でした。

 

万が一、店子が死んでも、避難勧告はしたわけだから、家族も理解してくれるはずだ。

 

あとから分かったのですが、7月6日の約1時間だけで緊急への電話件数が320件以上もあったそうです。1日で2000件以上です…

 

僕が通過せずに引き返した場所って、すぐ先に土砂が一杯になった川がありますが。

 

その近辺では、車に土砂がハンドルの高さまで流入している写真をツイッターで何枚も見ました。

 

紙一重の判断でした、、、。