今日も雨の中、ミニチュア将棋駒を買いに来て下さった方々、ありがとうございます。
先週末から父の日までアトリエショップで販売中の将棋駒達。
やはり王将と飛車が品薄になってきたので、またお休み中に作るとします。
その場でお財布にストラップを付けて下さった方のが、前から付いていたかのように馴染んでました。
実は、将棋の駒を皮革で作るアイディアは10年近く前に他界したおじいちゃんがくれたもの。
生前、"将棋駒を作れ！"と言われ、"自分は囲碁しかやらないクセに〜、ていうかinoui は洋風な感じなんでー"と言う会話を今でも覚えいます。
祖父とは生まれた頃から一緒に暮らしていて、今思えば小学校低学年の頃に毎日お風呂の中で百人一首を教えてくれたり、高校時代にも仏像にハマっていたinouiを奈良まで仏像を観る旅に連れて行ってくれたり、かなり雑学部分で貢献してくれた存在。
inouiを始めてからも新作が出来ると必ず1つ買ってくれて、"次は何を作るんだ？"、"キチンと儲かってるのか？"とプロデューサー気取りな祖父でした。
そういえば、ミニチュア将棋駒を作ったのをまだ報告してなかったからクリマの時に実家の仏壇にお供えしようかな。