通院中 | inoui(イヌイ)の制作日記

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革小物、アクセサリー

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inouiの実家の愛犬かいちゃん。
只今、毎週通院中。

ここからは、かいちゃんの闘病記になります。
内容的に好まれない方はお読みにならないで下さいね。
しかも凄く長文。


7月の連休の頃に、突然左側半分が顔面麻痺になってしまい、慌てていつもの獣医さんのところに行った事から始まった愛犬かいちゃんの闘病生活。
簡単な血液検査の数値をみるだけでも深刻な病気だと告げられ、高度医療が受けられる安城市の病院を紹介されました。

全身麻酔をかけての1日がかりの検査をして、検査結果を待つ数日の間におたふく風邪みたいに顔が腫れ、病院に駆け込んだりしている内に、悪性リンパ腫のステージ5b(発症している末期状態)という結果を知らされました。

すぐに抗がん剤治療に入った事で、2ヶ月が経とうとする今日も通院できていますが、当初の状態からは信じられません。

ひと時は体重が激減して、見ただけで薄くなったなぁと辛くなりましたが、母の協力でカロリー計算をしながら7、8種類の薬とともに食べる食事の管理を始め、食事量を体調に合わせて今までの2~3倍に増やしながら、嗜好が突然変わるという抗がん剤の副作用に対応できるように5種類以上のフードを用意しながら、2時間置きに餌をあげる日々。
これを睡眠時間を削って看病した姉。

わたしは毎週、月曜日の営業時間が終わると実家に帰り、木曜日の営業時間までに戻る1ヶ月半でした。現在は2週間に1回のペースにしようとしてますが、何かあったらいつでも帰る準備はできてます。
(お店は火、水曜日以外はお休みしませんのでご安心下さい。)

持病があるので、年に2回の血液検査をしていたかいちゃんが、まさか血液のがんで末期のステージなんて...
今年は3月に検査をして、”問題ないって”と姉から聞いていたので、5月に検査をしてたらもっと早くみつけてあげれたのに...などなど、たらればでしかないのですが、色々考えてしまったり。

9年前、わたしが台東デザイナーズビレッジに入居が決まり、1人いなくなると寂しくなるからと新たな家族として我が家にやってきた、かいちゃん。
今まで飼ったシェルティで、一番長生きして欲しいと思いながら過ごしている9年半での出来事。

今日も、いつものように10時間近く病院に預けられて投薬中。
このあと帰ってきて1、2日後に全身に薬が廻ると副作用との闘いが2日以上。
それが過ぎると、少しずつ回復して病院に行く前はとっても気分が良さそう。
そんな写真が↑です。

左半分の顔面麻痺は残ったままで眼は開きっぱなしなのですが、必ず左側を下にして寝ている様子を見るとかいちゃんなりに工夫をしているようです。

まだまだ先が見えない悪性リンパ腫との闘いですが、この2ヶ月の事は本当に思いもよらない事が起きたなぁという感じ。

仕事には支障のないようにとは思いながらも、SNSで何かを発信するという事が精神的に難しいこの2ヶ月でした。

朝食instagramの復活は当分なさそうですが、これからはブログやtwitterなどは更新できるようにしていきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。