ジェシー・マッカートニー(Jesse McCartney/本名:Jesse Abraham Arthur McCartney/1987年4月9日~)は、アメリカ合衆国の歌手、ソングライター、俳優。
1987年4月9日、ジェシー・アブラハム・アーサー・マッカートニーが、ジンジャーとスコットのマッカートニー夫妻の間に三人兄弟の長男として生まれる。家系はアイルランド、イギリス、スコットランド。
アメリカ合衆国ニューヨーク州アーズレイ出身。
幼少期、舞台で活動をしていた両親の影響を受け、ジェシーも幼い頃から舞台に立っていた。
7歳の時、地元コミュニティのミュージカルに出演し始め、『オリバー!』で役者デビュー。
10歳でフィル・オブ・ザ・フューチャーのスター、リッキー・ウルマンとともに『王様と私』の全国ツアーに参加した。そこで彼はルイの役を演じた。
1998年、彼は「シュガー・ビーツ」(Sugar Beats)というグループで歌う。その演奏は、1998年、1999年、2000年のCDリリースで聴くことができる。
1999年、ポップ・ボーイ・バンド「ドリーム・ストリート」(Dream Street)に加入、最年少メンバーとして活動を開始する。ジェシーは後に、このバンド田での経験がソロ・キャリアへの良い「足がかり」になったと述べた。
2000年、ドリーム・ストリートはシングル“It Happens Every Time”でCDデビュー、グループは本デビュー作で全米48位をマーク、ゴールド・レコードを獲得した。
2001年7月10日、1stアルバム『Dream Street』をリリース、全米37位を記録した。ここからは"I Say Yeah"もカットしたが、チャート入りは叶わなかった。
2002年11月23日、2ndアルバム『The Biggest Fan』をリリースするが、ここからのシングル"With All My Heart"ともども、チャート入りは果たせなかった。
2003年7月22日、ジェシーは初のソロEPをリリースした。このアルバムには“ビューティフル・ソウル”、“ドント・ユー”、“ホワイ・ドント・ユー・キス・ハー”の3曲を収録していた。
2004年、ジェシーはアン・ハサウェイとデュエットし、『エラ・エンチャンテッド』のサウンドトラックに収録されている“ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート”を演奏した。
同年、15歳の時、ディロン・コンドール(G)、ピーター・チェマ(B)、ケイティ・スペンサー(Key)、アレックス・ルセク(Ds)、カリーナ・ラグラヴィネーゼ(BackVo)、シャリッセ・フランシスコ(BackVo)をフィーチャーした地元のバンドでソロ活動を開始した。
9月28日、共同プロデュースを担当したジンジャーマッカートニーとシェリーゴフィンコンドールのマネージメントの下でジェシーの最初のソロ・フル・アルバム『ビューティフル・ソウル』(Beautiful Soul)をリリース、全米15位・全英53位をマークした。ここからは、タイトル・トラック“ビューティフル・ソウル”(Beautiful Soul)が全米16位・全英16位、"She's No You"が全米91位になった他、"Because You Live"がイタリアで3位に入った。
2005年1月22日にニューヨーク州立アーズレイ高校を卒業。
2006年、2ndアルバム『Right Where You Want Me』を発表。ここからは、タイトル・トラック"Right Where You Want Me"が全英33位・全英54位、"Just So You Know"がイタリア8位に入った。
2007年、自身の2ndアルバム収録曲としてワンリパブリックのフロントマンであるライアン・テダーと共作した楽曲“ブリーディング・ラヴ”(Bleeding Love)が自身の2ndアルバムのコンセプトに合わなかったため、イギリス人歌手レオナ・ルイス(Leona Lewis)に提供、全英No.1ヒットとなると、20年振りの英国人全米1位を含む28各国以上で1位という世界的大ヒットとなり、プロデューサーとしても名を上げている。
2008年5月20日、トリッキー・スチュワート、ショーン・ギャレット、J.R.ロテムら旬のプロデューサー陣を招いて製作された2年振りの3rdアルバム『Departure』を発表、全米14位・全英97位をマークした。先行シングルの“Leavin'”が全米10位と自己最高を記録、RIAAプラチナ認定を受けるスマッシュ・ヒットとなっている。ここからは他に、"It's Over"が全米62位、"How Do You Sleep?" (featuring Ludacris)が全米26位・"Body Language" (featuring T-Pain)が全米35位を記録した。
同年、ジェシーは独立系映画『キース』の主役に抜擢された。
2010年、シングル"Shake"をリリース、全米54位をマークした。
2012年の映画『チェルノブイリ・ダイアリーズ』では主演として出演し、興行収入は中程度の成功を収めた。
2014年7月22日、4thアルバム『In Technicolor』をリリース、全米35位。
2021年10月8日、5thアルバム『New Stage』をリリース。
(参照)
Wikipedia「ジェシー・マッカートニー」「Jesse McCartney」「Dream Street」
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