レオナ・ルイス(Leona Lewis/1985年4月3日~)は、

イギリスの歌手、シンガーソングライター。

 

 

 

ロンドンにて、ガイアナ系の父親と

ウェールズ、イタリア、アイルランド系イギリス人の母親の間に生まれた。

 

男兄弟が2名おり、ともにイーストロンドンのハックニーで育った。

 

シンガーソングライターとして成功することを夢見ていたレオナは、

人気番組『Xファクター』(The X Factor)のオーディションに応募した。

 

『Xファクター』は英ITVで2004年9月から放送中のリアリティ音楽オーディション番組。

 

イギリスでは人気が非常に高く、決勝では2,000万人が視聴して視聴率60%以上を

記録したことも。同番組は後にワン・ダイレクションなども輩出している。

 

2006年、『Xファクター』第3シリーズでオーディションを受け、観客から歓声を、

審査員からは称賛を得て、順調に勝ち進んでいく。

 

レオナは『Xファクター』優勝が決まる前にケリー・クラークソンの

“ア・モーメント・ライク・ディス”をレコーディング。

各CDショップに発送された時点で『Xファクター』優勝者が確定しておらず、

この曲自体も誰が歌っているのか公にされていなかった。

 

同年12月16日に見事『Xファクター』優勝となり、ソニーとレコード契約を締結。

“ア・モーメント・ライク・ディス”は12月17日にデジタル配信で先行発売され、

発売開始から30分で55万回ダウンロードの世界記録を樹立。

3日後の12月20日に発売されたCDは57万枚以上を売り上げ、

24日に2006年イギリスのクリスマスナンバー1曲となった。

全英チャートで4週間1位の座を守り、アイルランドでは6週間1位が続いた。

 

2007年2月にアメリカの大手レコード会社と契約。

2月16日には“ア・モーメント・ライク・ディス”が2007年のブリット・アワードのシングル部門にノミネートされた。

 

 

 

デビューアルバム『スピリット』が2007年11月9日にアイルランドで、同月12日に英国で発売され、両国のチャート1位を獲得。また初アルバムの最速売り上げ記録を更新。

2008年1月に世界中で発売となり、ニュージーランド、オーストラリア、オーストリア、ドイツ、スイスでチャート1位を獲得。

 

 

2枚目のシングル“ブリーティング・ラブ”(Bleeding Love)が英国で2007年10月22日に発売され、全英チャートで7周連続、アイルランドで8週連続チャート1位をそれぞれ記録。また、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、ノルウェー、スイス、ベルギー、オランダ、オーストリア、ブルガリアで1位を記録。アメリカでもビルボードチャートで1位を記録し、UK出身女性アーティストの全英・全米1位は20年ぶりの快挙となった。さらに第51回グラミー賞にも3部門でノミネートされ、世界中で大ブレイクした。

 

 

 

 

2008年3月に3枚目シングルとして、ダブルAサイドの"Better in Time"/"Footprints in the Sand"をリリース。これはBBC主催のチャリティ、「Sport Relief」の一環で彼女自身も南アフリカ共和国を訪問している。

 

 

 

 

 

2008年8月24日の北京オリンピック閉会式で、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジとともに登場。“胸いっぱいの愛を”を歌唱した。

 

2009年にはジェームズ・キャメロン監督の大作映画『アバター』の主題歌“アイ・シー・ユー”のボーカルを担当した。

 

 

 

 

同年11月にセカンドアルバム、『エコー』をリリースし、UKアルバムチャート1位を獲得。同アルバムからのシングル“ハッピー”は9月にリリースされ、UKチャートで2位を記録。日本でもトップ10にランクインした。

 

 

 

 

 

2010年には、アルバム『エコー』から“マイ・ハンズ”が「ファイナルファンタジーXIII」の海外版および、12月16日に日本国内で発売となる Xbox360版「ファイナルファンタジーXIII アルティメット ヒッツ インターナショナル」 (FINAL FANTASY XIII ULTIMATE HITS INTERNATIONAL) のテーマソングに採用された。また、ハイチ大地震のチャリティソング、“エブリバディ・ハーツ”のレコーディングに参加した。

 

 

 

 

 

2010年5月から7月にかけて初のツアー『ザ・ラビリンス』を行った。

 

レオナは2012年には『Glasshert』、2013年『Christmas, with Love』、2015年『I AM』とコンスタントにアルバムをリリースしている。

 

 

 

 

また、レオナは2015年7月に公開された80’sの世界的なメガ・ヒット曲が満載の映画『踊るアイラブユー♪』に出演。ホイットニー・ヒューストンのコスプレをしていることで話題となった。

 

 

 

2019年夏、以前に行ったレオナのツアーでバック・ダンサーを務めていたドイツ生まれの振付師/ダンサーDennis Jauchと結婚。英国の週刊誌『Hello!』によると、2人は7月27日土曜日、イタリア・トスカーナ地方のブドウ園で結婚式を挙げたという。

 

8年もの時間をかけて愛を育んだパートナーと家庭を新た築いたレオナ・ルイスは、

次はどんな歌を届けてくれるのだろうか。

 

今から次作の発表が待たれる。

 

 

 

 

 

レオナ・ルイスを聴く時、酒を飲むとしたら、

彼女の父親の祖国、ガイアナ産のラム酒など、どうだろう。

 

ガイアナは南米大陸の北東部に位置し、英国連邦の一員。

大陸では唯一英語が公用語の小国である。

 

農業国であるガイアナでは、多くのラム酒が作られている。

 

その中から1本選ぶとしたら、

エル ドラド デメラララム 8年 。

 

ガイアナ、デメララ産のラム酒、

デメララ・ディスティラーズのオフィシャルボトリング。

EL DORADOとは「黄金郷」という意味。

300年前と同じ製法で造られたラムの品質には定評がある。

 

レオナのルーツに思いを馳せながらグラスを傾けるひとときを、どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「レオナ・ルイス」