中2の長男の期末試験が返ってきました。

中1の時は、ずっと成績上位だった長男。

中2になって少しずつ下がっていきました。


今回は平均点を割る教科も幾つがあり、

「勉強やる気あるの?」

と、言ってはいけないことを言いました。


強気な長男の目から涙が溢れました。

「何点取れば良いんだよ!!」

私は深い自責の念に囚われました。


普段、ゲームばかりでも何とか主人の怒りの盾になって

「勉強は自分のためのものたから、親の期待に答えなくていいんだよ。」

いつもそう言ってきました。


でも、英検不合格や成績降下、お友達トラブルなどが重なり、私も理解ある母になり切れませんでした。


長男は志望している大学がありますが、今のままでは手が届かないでしょう。

守ってあげる母親が、自分を責めて、混乱したようでした。


私は京大の医学部に入るよう両親から期待され、医学に関心もないのに勉強だけをする青春を過ごしました。

結果、医学部にも京大にも行きませんでした。自分のやりたいことを最後に押し通しました。


今になって、私が長男にしたことは両親が私にしたことと同じでした。言われる苦しみを知っているはずなのに…馬鹿でした。


長男にはちゃんと謝罪しました。

親のために生きる必要はない、でも、夢があるなら叶える努力はして欲しい、私まで泣けてきて苦しくなりました。


定期考査や模試の結果で一喜一憂するのは、冷静になると馬鹿げたことだと思います。

でも、親に余裕がなくなると、小さな小さなことが引っかかり、ぐるぐる思考になって、結果的に弱い立場の子供に矛先が向いてしまいます。


もう気にしてない、と今朝出かける時に言われましたが、深く傷つけたと思います。


思春期育児は、幼児の育児とは違う、えぐられるような苦しみがあります。


私は信頼回復ができるように、見守っていこうと決めました。

親の引いたレールなんて乗らなくていい、

長男らしく生きて行ってほしいです。