自分の運命に起こること全てが自分に最良な英才教育だった。
母子家庭、鍵っ子、貧乏生活、勉強嫌い、何故か野心家。
母子家庭で貧乏だから母を楽させたいと思っていた。
鍵っ子だから夜は一人で食事をして一人で風呂に入って一人で寝た。
寂しかったせいで親にいて欲しい、兄弟が欲しいとずっと思っていた。話し相手が欲しかった。
勉強が嫌いだった。
勉強をしない罪悪感は将来いっぱい仕事して稼ぐから勉強だけは勘弁してくれと思っていた。
勉強してないので友達と遊ぶ時間に全ての時間を使った。そこで得たことは本音で話し合う術や友情を育むことだった。
そして何故か野心家だったので漠然と社長になると思っていたし、サラリーマンでは貰えないレベルで稼がないと意味がないと思っていた。
レールを敷かれていたかの如く今の自分に経験が生かされている。
親を裕福にしたいと思う心が自分一人が食える給料に興味がないという形で現れた。
社長になれると思えたのは仲間と友情を育むことができるから。
仲間を大事に思えるのは寂しかった経験があるから。
仲間が必要だと思えるのは自分が勉強をしてこなかったから。
ふと孤独を感じた時、耐えられるのは鍵っ子の経験があったから。
寂しさと勉強嫌い、そして何故か持って生まれた性格である野心家という性質が今の自分を作っている。
能力は高い方ではない私でもやれることってたくさんある訳で運命に気付き従って生きるという自然な流れに身を任せるとなんだか人生に幸せを感じるんだなと思うのです。
カードの手は変えられない。
今のカードで勝てるからそのカードが配られた。
見事自分自身というカードを生かせば望みは全て叶うのだと最近確信している。