こんばんわ、祈祷師の孫 ひろのりです。

さて、岡山桃太郎伝説ツアーの2話目です。

 


前回までのあらすじ

ユースホステルを出発し、吉備津彦神社を経て、吉備津神社に到着。

矢置岩を見た後、犬に連れられてとある場所にたどり着き、写真を撮ろうとすると電池の不調でデジカメのシャッターが押せなかったが、なんとか復活。


 

 

では、話の続きを。

 

吉備津神社続き

吉備津神社境内の見所を、他にも探してみました。

御竈殿では、「鳴釜の神事」なるものが行われます。

残念ながら見る事が出来ませんでしたが。


そして、この「鳴釜の神事」こそ、桃太郎伝説のクライマックスに関係するのです!


大吉備津彦命は捕らえた温羅の首をはねましたが、
その後も温羅の首は、大声をあげ続けたため、地中に首を埋めました。

それでも温羅の唸り声は止まなかったそうです。

そんな時、大吉備津彦命の夢枕に、温羅が立ち、こう言ったとか。
「自分の首の埋まっている所の上に釜を置いて、わが妻の阿曽女に、私に供える食事を炊かせてほしい。
そうすれば、幸いある時は釜を豊かに鳴らして、災いある時は釜を荒々しく鳴らして吉凶を告げる」と。

温羅の言う通りにすると、首はおとなしくなり、声が止んだそうです。

 

 

2拠点目にして、早くも伝説の結末にたどり着いてしまいました。。。

 

温羅は吉備津彦に討ち取られ、その首は吉備津神社に鎮まっているのですね。



桃太郎の登場人物のモデル、そして伝説も結末、だんだんと伝説の内容がわかってきました。
これで、今回の目的とする謎は、「桃太郎は海を渡ったのか?」だけになりました。

 

残る謎を追いかけて、吉備津神社をあとにし、次の目的地である楯築遺跡を目指します。


てか、またしても道に迷うというか、ホント看板が少ないんだな・・・。
(´-ω-`)
 
 
もっとも不安に感じたのは・・・
その辺りの民家の人に聞いても「楯築なんて、知らない」と言われたこと。
何故だ??

色々さ迷い、そして道を尋ねて3人目。
ようやく楯築を知っている人に巡り合え、道を教えてもらえた。



 

第3目的地:楯築遺跡

11:00着 → 11:15
 
楯築遺跡の詳しい紹介は、下記の記事をどうぞ。

確かに石で出来た楯のようですね。
 
伝説では、
温羅との戦いに備えて、片岡山に、石楯を築いた
といわれています。
 
大正時代までは神社があったようですね。
石の楯に囲まれた祠がありますが、これが神社の名残だろうか?



そして、ここで再びアクシデントに見まわれる。
吉備津神社で入れ替えた予備電池が電源レベルに早くも警告サインを出している!
もともと、この予備電池は古いので持続時間が短くなっていた。
まさか、もう無くなるとは思ってもみなかった。(;-Д-)

景色を色々撮りたい私にとって、デジカメの電池が無くなるのは、かなり辛い。

電池残量に不安を抱えつつ、次の目的地に。。。


 

第4目的地:鯉喰神社

11:25着 → 11:35発
 
鯉喰神社の詳しい紹介は、下記の記事をどうぞ。
 
伝説では、
矢で片目を射抜かれた温羅が、鯉になって川に逃げ込み、それを吉備津彦が鵜になって追いかけます。
そして、鯉の温羅を追い詰め、鵜の吉備津彦が食らいつきます。
 
この神社のある場所は、
鯉になって逃げた温羅を鵜に化けた吉備津彦が食べたといわれるところです。
 
 
てか、矢と岩による迎撃戦から、急に妖術染みた話になるんだな(^^;
 
 
そういえば、近くに川が流れていたなぁ。その川を温羅が逃げたのだろうか?
 

ちなみに、ここの御祭神「楽々森荒魂(ささもりのあらみたま)」です。
「楽々森」は吉備津彦の家来で猿のモデルです。


さぁ写真撮るぞ・・・と言いたいが、遂に電源レベルがレッドに!((゜□゜;))
これで、残る電池は1組となってしまった。
…が、それも心もとない。

時刻も12:00近いため、めちゃめちゃ腹も減ってきた。
どうやらそれほどまでに、体力を消耗していたらしい…

次回に続く