こんにちは、祈祷師の孫 ひろのりです。
今回は、桃太郎の伝説を追って、岡山の所縁のあるところを巡る旅そのものを紹介します。
行ったのは、2003年8月なので、かれこれ17年前ですね。
基本的には、神社めぐりになるのですが、そもそも、桃太郎の伝説って、何だっけ?
昔話「桃太郎」は、海を渡り、鬼ヶ島へ鬼を退治しに行きます。
しかし、桃太郎の伝説では、鬼は鬼城山(現在の地名)の頂上にある鬼ノ城に住んでいます。
じゃ、どうして昔話では海を渡ったことになっているのか?
そして伝説の結末は?
桃太郎と鬼のモデルとは?
そもそも、この昔話にはモデルがいて、話自体も元ネタがあるんですよ。
元ネタのあらすじは、こんな感じです。
百済の王子、温羅が吉備国に住みついた。
温羅は、大きな身体に、紅い髪で凶暴。
鬼ノ城に城を築き、暴挙を繰り返していた。
その討伐に朝廷から吉備津彦が派遣された。
激戦の末に、吉備津彦が温羅を退治した。
つまり、今回の旅は吉備津彦(=桃太郎)と温羅(=鬼)にまつわる場所を巡る旅になります。
じゃ、はりきって行ってみよう!
宿泊した岡山青年会館ユースホステルでチャリを借りました。
(所在地:岡山県岡山市津倉町1丁目7-6 でしたが、現在は閉館)
1号車
1号!
なんとも良い響きです。
それだけで、やる気100%でした。o(^o^)o
よぉ~し!1号で発進だぁ!!o(^o^)o
こうして、私は180号線を西に向かって、走り出しました。
けどちょっと迷ったかな。。。
17年前だからね、スマホとかGoogleマップなんて、便利なものはなかったしね。
途中で道を尋ね、言われたとおりしばらく行くと、神社が見えてきました。
今ならこんな感じで調べられるのにね。
第1目的地:吉備津彦神社
8:20着 → 8:50発
この神社には、桃太郎のモデルとなった「大吉備津彦命」が祀られています。
吉備津彦神社の紹介は、下記の記事をどうぞ。
時間的に早すぎた所為か、神社に人があまりいません。
社務所も開いてなさそうだったけど、境内を清掃している宮司さんに、「由緒書欲しい」って話したら、ちゃんと売ってくれました。
宮司さん、ありがとー!(^O^)
次の目的地である吉備津神社は、道しるべによると道なりに行けば着くらしい。
そして、吉備津彦神社から自転車で向うこと10分。吉備津神社に到着しました。
第2目的地:吉備津神社
9:00着 → 10:25発
吉備津神社の詳しい紹介は、下記をどうぞ。
この神社は、先ほどの「吉備津彦神社」とは2kmぐらいしか離れていません。
名前も似ていて、祀られている神様も「大吉備津彦命」と同じですが、全く別の神社です。
この吉備津神社は、吉備津彦が陣を敷いた場所とされています。
敷地面積は日本最大と言われています。
それだけに見所はいっぱい。
伝説に関係のある所だと、鳥居横にあるこの矢置石
吉備津彦が矢を置いたという伝説の石で、鬼ノ城にいる温羅が投げてくる石に対して、吉備津彦は矢で応戦したというのです。
ちなみに鬼城山から吉備津神社は、直線にして10kmほど離れています。
伝説の通りの文面で受け取ると、吉備津彦と温羅の戦いは、長距離射程兵器での決戦だっということになりますね。
さて、吉備津神社の境内を探索して、とある社(末社の一つ)に辿りつきました。
そして、写真を撮ったりしていると・・・。社の裏から犬が突然現れたんです。
かわいい顔してますね。(^O^)
もしや、桃太郎の家来の犬だったりして。
なんか、「ついて来い」って感じに、こっちをチラチラ見ているので、私はこの犬に導かれるまま、ついて行くことにしました。
犬についてゆくと、ある場所につきました。
なんとなく、その場の風景を撮りたくて、カメラを手に取ったのですが・・・
カメラ:カシャ・・・ジー・・・ザ・・・ザザー・・・
なんと!
デジカメが被写体を書きこまず、固まっている。(´-ω-`)
しかも確認画面が砂嵐で、さらに電源が切れない!!
電池を抜いて強制的に電源を落したりしたが何度やってもダメだ。
これって、テレビでよく見る「シャッターが押せない」って現象なんじゃないのか!?
これは怪奇現象か?またはカメラの故障か!?((゜□゜;))
一か八か、デジカメの電池を交換すると・・・
カメラ:カシャ!
や、やったぞ!直った!
試しで、再び今の電池を入れてみる。すると誤動作が、再発する。
どうやら原因は、電池にあるらしい・・・。(;-Д-)
この旅は、写真をいっぱい撮りたいから、デジカメが故障すると結構ショックだったんだが。。。良かった^^
次回に続きます。