こんにちは、祈祷師の孫 ひろのりです。
今回は、京都市東山区にある
安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)を紹介します。
悪縁切りといえば、定番の場所です。
良縁のご利益もあるんですがね。(^_^;)
神社の特徴
この神社の最大の特徴は、
なんといってもこの石碑でしょうね。
なんだか、モジャモジャで
- 理不尽な対人関係に悩まされた時。
- 関わりたくない敵が現れた時。
- 八方塞がりの状況を変えたい時。
縁切りに関して、なんの後腐れもなく、サッと切れた。
さらに、この後は運が良い方に向いた気がしましたよ。
面倒な対人関係が解消されただけでも嬉しいが、
これ以外にも参拝自体は、知人の付き添いも含めて、何度かある。
まぁ、その度に何かはお願いしますが、気持ちが乗っていないからか?
または、自分の一方的な都合だからか?
効果のほどは、イマイチ…
なんせ、御利益と感じた3回は、2週間ほどで状況変わったからね。
参拝手順
1.縁を切るだけではなく、
その後の良縁を願いつつ参拝する。
2.最初は、神様にご挨拶を!
まずは、拝殿から神社の神様に挨拶しましょう。
どの神社でも言えることですが、
2礼2拍手1礼にて参拝し、
日々の感謝を述べましょう。
ここで、願いごとをお伝えしても、良いでしょう。
3.札に願い事を書こう!
札に、願い事を書きましょう。
悪縁を切って良縁をもたらすような内容で。
例えば・・・
- 酒、タバコを止めて、健康な体を手に入れることができますように。
- 病気との縁が切れ、元気に過ごせますように。
- ギャンブルへの依存を断ち切り、職に就き金運に恵まれますように。
- 今の会社を退職し、新しい職場に転職できますように。
- 嫌な人との縁が切れ、平穏な日々を送れますように。
という感じですね。
一方的に、恨み辛みだけを書くのは、建設的ではありません。
たまに、札がちらっと見えたりするのですが、
ドロドロしい願いもある。
願いというより呪いになっては…ねぇ?(-。-;
まずは、自分で頑張ってみよう。
色々と自分なりに困難に対して抗ってみよう。
で、どうにもならない時に、神様は力を貸してくれると思います。o(^▽^)o
4.石碑の穴をくぐる!
写真に写っている方が表。
願い事を書いた札を持ちながら
この表の穴から、悪縁が切れることを願いながらくぐります。
汚れてもいい服装がおすすめです。
大人は、四つん這いでは厳しいかも?
腹ばいで行く感じですね。
次に、良縁に恵まれることを願いながら
くぐった穴を逆にくぐって戻ってきます。
5.札を糊で貼る
最後に、糊で石碑に札を貼れば終わり。
どこに貼ってもいいのですが、糊が乾いていない札の上に貼ると、
よく剝がれて落ちているのを見かけます。
どうせなら落ちない方がいい。
何枚かめくった下に貼るのが、私はお勧めです。
番外:裏技?
ぬぅ?(・・。)ゞ
昔はこんな看板はなかったな。
札を貼るだけって・・・
そんなに簡略化された儀式になってしまうのか?
そうでもしないと、石碑の前には長蛇の待ち行列が!
人を捌くための神社側の工夫なのでしょうね。
石碑の前は、いつも行列ができていますよ。
くぐる人は、待ち時間も考慮してくださいね。
1時間は覚悟しよう。
所感
御祭神の崇徳天皇は、百人一首の次の句でも有名。
瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
流れが速い急流が岩にぶつかり2つに分かれても、
そのうち1つになるように、私も愛しい人に会いたいと思う。
…といった訳ですね。
崇徳天皇は、なかなかに不運な生涯で、
讃岐に島流しにあい、45歳で崩御。
百人一首の句は、離れ離れになった恋人に会いたいという恋歌です。
われても末に逢はむとぞ思う
今は分かれても、また巡り会える…
今は悪くても良いことが起こると信じたい。
実に希望に満ちた句だと思います。
この神社が悪縁を切り、良縁を結んでくれるのは、
そんな崇徳天皇の想いのおかげかもしれませんね。(^o^)
あ、もちろん。
恋人や、夫婦と参拝したからといって、
良縁は切れませんのでご安心をo(^▽^)o
安井金比羅宮データ
住所
京都市東山区下弁天町70
- 市バス206系統北大路バスターミナル行、「東山安井」下車、南へ徒歩1分
- 京阪本線「祇園四条」駅から徒歩10分
- 阪急京都線「河原町」駅から徒歩15分
ご祭神
- 崇徳天皇
- 大物主神
- 源頼政公
御利益
- 悪縁を切り、良縁を結ぶ
- 海上安全
- 交通安全