スペイン語読解参考書 | フランス語発音上達ブログ!

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TOEIC980。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智博士課程在学中の井上がフランス語の発音を上達させるための方法について話します。

先日、図書館に行ったら三修社から出ているスペイン人が日本人によく聞く100の質問があったので、借りてきました。この100の質問シリーズは、スペイン語以外にフランス語やイタリア語でも出てるのですが、中級レベルの人が、次は文章を読む訓練をしたいなというときに使うとちょうどいいですね。フランス語やイタリア語は文章が難しくて骨があるんですが、スペイン語版はそれほど難しくないので、基礎文法が終わったくらいでもすぐ読み始めることが出来ます。



ただ、この本日本語を書いた人とスペイン語を書いた人が別なので、日本語とスペイン語が一致してないので、きちんと意味を知りたい人にはちょっと難点があるかもしれません。後、書かれた時期が古いので、「日本で流行の歌手は篠原涼子」みたいな文章も出てきたりします。まあ、そのあたりはご愛嬌という感じですね。



スペイン語でほかに読解用の本というと、東大から出てるviajerosがあります。こちらはthe universe of englishと同じく、東大の外国語教材を出版したもので、スペイン語以外にもイタリア語やフランス語もあります。日本語訳もついてないし、文章も難しいので、上級者向けです。



ほかに読解に使えそうな教材というと、NHKからでてる接続法を使って話そうスペイン語や、東進から出ている今すぐ話せるスペイン語自由自在編、そして同じく東進の音読スペイン語でしょうか。これらは純粋な読解向けの本ではないですが、ある程度の難易度でかつまとまった量があるので、読解の訓練にも使えるかなと思います。長文はまだ辛いという人は、今すぐ話せるスペイン語単語集でしょうか。後は、洋書だとEasy Spanish Readerという本が評判がいいようです。



ただ、スペイン語には、いわゆる英文読解の訓練をするタイプの本は内容なので、もしスペイン語の文章を分析的に読む訓練をしたいのであれば、受験の英文読解みたいな本をやったほうがいいかもしれません。