私には何年か前からずっと憧れていた人がいます。
調べても名前すらわかりませんでした。
今日ネットを見ていてふと見つけました。
とうとう彼女に出会えたのです!
彼女とは、カルロス・ゴーンの通訳者のことです。
初めて知ったのは、私が日産の工場で通訳をやっていたときです。
決算報告などのとき社内の大きなモニターから流れてくる彼女の通訳は、まるでゴーン社長が乗り移ったように情熱的でした。それだけでなく通訳というより、話者そのものという感じで、ぎこちなさがまるでないのです。
私の通訳は彼女の影響を受け、乗ってくると感情も込もり、ジェスチャーも大げさになってきます。
サイマルの先生にちょっと感情的過ぎると言われたこともあるくらいです。
しぐさが変なのか、私の様子を見て笑うクライアントさんもよくいらっしゃいます。
私が思うに、彼女の同時通訳は最高です。
流れるように自然でまるで彼女自身が話者のようです。
彼女の通訳にすっかり憧れた私は、彼女のことが知りたくて、日産にいたとき社内の人に聞きましたが誰もよくわかりませんでした。
でも今日やっと彼女のことがわかったのです。
お名前は森本由紀さん。
今日見つけた彼女のYouTubeの動画を貼っておきます。