質問
71才男です。悪い姿勢で座り続けて腰痛になりました。ぎっくり腰に似ています。
風呂や貼るカイロは有効でしょうか、害でしょうか。
【原因】もともと姿勢が悪く慢性的な腰痛持ちでしたが年末年始に酒をチェーンドリンクしながらパソコン机のイスに座ってPCやテレビを1日中続ける生活を1週間(運動ゼロ)していたことが原因です。
自業自得。
いすの座り方は浅くかけて背中の上部を背もたれにかけ、へそが上を向くような怠惰な姿勢でした。
【症状】感覚としてはぎっくり腰からの回復2、3日目のこわごわ体を動かす感じです。
直立しようとすると腰の上部から背中にかけての部分に必ず激痛が走ります。
そのため腰に手をあてて背筋を伸ばすことが出来ません。
クルマから降りて歩き出す時も激痛です。
一昨日手持ちの貼り薬(パップ)が切れたので整形外科に行きましたが、まだ症状が軽い段階だったので詳しい検査診察もなく暖めることを勧められました。しかしその後徐々に痛みが増してきました。
【質問】急性期は冷やす慢性期は暖めるという大原則は理解しています。
感覚的には風呂で温めたら直りそうだと思うのですがぎっくり腰の仲間に分類して「シャワー程度、貼るカイロなし、パップ剤のみ」とした方がよいのでしょうか。
回答
腰痛
長い間、腰を曲げた状態、絶えず背中側の筋肉、靭帯は目いっぱい伸び、緊張状態を強いられています。
人それぞれ筋肉量、柔軟性が違いはありますが、その許容範囲を超えた途端に痛みが発生します。
昨日まで何ともなくて突然現れるとビックリ仰天、慌てて整形外科に駆け込む訳です。
レントゲン検査しても骨に異状がなければ「湿布薬、痛み止め」を処方される。
何度も薬を処方される中々良くならないことが多いのです。
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このように書かれています
「原因」もともと姿勢が悪く慢性的な腰痛持ちでしたが年末年始に酒をチェーンドリンクしながらパソコン机のイスに座ってPCやテレビを1日中続ける生活を1週間(運動ゼロ)していたことが原因です。自業自得。いすの座り方は浅くかけて背中の上部を背もたれにかけ、へそが上を向くような怠惰な姿勢でした。
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長時間の前傾姿勢は知らずしらずのうちに背中、腰に相当な負荷の掛かり続けています。
負荷の掛かったところを負荷から解放【筋肉の緊張をとる)することで少しずつ改善されます。
色々対策ありますが、 「a.うつ伏せ寝」をお勧めします。
写真のようにうつ伏せ寝になります。
1. 両手は顎の下に置きます。
2. 足は延ばし、足の親指と親指を併せます(これが重要です)
そのまま5~10分間 この体勢は椅子に座った時と腰は逆に反らし気味になります。
3.これで緊張して伸ばされていた腰の筋肉は縮められ緩んできます。
やる前と10分経過した後では腰の痛みの違いが分かるはずです。
簡単ですが効果ある方法です 是非お試しください
長年かかって出た症状は直ぐ良くなることはありません
地味に毎日、うつ伏せ寝を続けていると次第に腰痛は軽くなります。
まず実行してください
次に
うつぶせ寝になれたら、肘を立て両手を顎下で合わせ頭を上げ目線は前方に。
この姿勢で2,3分間
疲れたらa.のうつ伏せになり10分間
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