皆さんは、疑問に思ったことや、新しく知りたいことがあった時、どうしますか?


私が子供の頃は、知りたいことがあったら、本で調べるか、親に聞くしかありませんでした。

図鑑や辞書、専門書など、知りたいことがとても身近な簡単なことでも、ほとんどは本が教えてくれました。

でも今は、インターネットという、便利なものが!

何かが知りたい、と思った瞬間に、スマホやPCを開いて、すぐに検索。

とてもありがたい。

(最近は、検索しようと思った瞬間に何を調べたいのか忘れることもあるけど、きっと歳のせいちょっと不満)


ただね。

息子の発達検査を受けて、結果を聞きに行った日に先生から言われたんですよ。


「ネットの体験談をあまり読まないでください。

 なるべく本から知識を得てください」


と。

えーーー!!

今までめっちゃネット見てたーーー!!

発達障害を持つお子さんの親御さんのブログとかTwitterとか、お医者様や施設の方のインタビュー記事とか。

だって、調べたらすぐに出てくるもんね!

自分が知りたい情報をピンポイントで教えてくれるもんね!

だから、超お世話になってたんだけど…


冷静になって考えてみたら、ネットの記事って主観のものが多いんですよね。

それが悪いことではないけれど、発達障害のタイプって本当に人それぞれで。

うちの子は、一番強いのが多動と会話の噛み合わなさ。

その「うちの子は〇〇なタイプ」っていうのが、本当にバラバラなので、参考になるかと言われたらそうでもないわけです。


そこで、まず図書館でこんな本を借りてみました。



台本以外はあまり本を読まなくなってしまった私なので、大人向けのしっかりした本から入るとしんどいだろうなと思い(笑)、子供向けの本を選びました。

これが大正解!!

息子はまだ幼稚園の年齢だけど、小学生になったらこんなことがあるかもしれないとか、周りの子からはこんな風に思われるかもしれない、みたいなのが書かれていて、すっごくわかりやすかったです!!

当事者向けではなく、周りの人向けなのも、視点が客観的でよかったなと。



もし、周りにこういった障害を抱える方がいて、理解したいけど何から手をつければいいんだろう…って思っている方にはオススメです。

お子様に説明するのにもいいと思います。

もしご興味あれば、ぜひ。


とはいえ。

私はインターネットからも情報をたくさんもらっています。

やっぱり、当事者の言葉って重いし強いんですよね。

「こんなことがあって嬉しかった、悔しかった」という体験談、「こんなことが向いていた、合っていた」という試行錯誤の末の大発見、「うちの子はこんなタイプです」という我が子の紹介。

読み応えもあるし、勉強にもなる。

うちの息子だったら、こんな時どうだろう?と考えるきっかけにもなる。

そんな風に、たくさんの方の記事から、たくさんの知識を得ています。


私のブログも、誰かにとってのそんな存在になれていたら嬉しいです。


※今回ご紹介した本は、私が読んでいいと思ったものなので、全ての方にぴったり当てはまるとは限りません。

合わない人もいるだろうし、逆にこの本よかったよ!みたいなご意見ありましたら、コメント欄で教えてくださいニコニコ