三井寺に行ったのは5/19でした。

5/27に書こうとして、今日は6/11。

次の旅行(熊本)を3日後に控え、焦り書いています。

 

三井寺は正式名は園城寺(おんじょうじ)。

これは境内の立派な『天狗杉』。

こんなに大きいのに落雷にもあってなくてすごいなと思ったら私から見えていなかっただけで主幹の先は落雷で枯れた状態なんだそう。

(しかしなんでこの画像を貼ったのか?もう思い出せない…)

 

 

三井寺は天台寺門の総本山、広い広い敷地にたくさんの建物がありました。

 

三井寺は超有名なお寺とのことですが、私は何となく来るのが気が重かった…

 

延暦寺の宗徒に何度も焼き討ちされたお寺だから。(戦乱含めて50回以上火災に遭う)

 

もちろん現在のことではなく大昔のことですが。

でも、仏教ってそんなことしていい宗教なの…?とどうしても暗い気持ちに。

最澄は、ブッダは、お弟子が殺し合ったら嫌だと思うけど。

(延暦寺と三井寺は1990年に和解となったそうです。)

 

園城寺(三井寺)は686年飛鳥時代に建立されて3人の天皇の産湯をとった湧き水の井戸があるので『御井』→『三井』と呼ばれるそう。

 

その後廃れていたが、最澄の弟子の円珍が858年平安時代に再興。

 

その後、

比叡山延暦寺の円仁・円珍のそれぞれの弟子が座主の座をめぐり対立し、天台宗は

円仁の弟子→比叡山で『山門』

比叡山延暦寺の円珍の弟子→三井寺で『寺門』

に分かれたそう。

 

 

広い境内、大きな立派な金堂。

今もすごく人気のあるお寺なんだなあ。

 

南側から見た金堂(妻面)。かっこいい屋根です

スマホの広角レンズでひよんとなってしまいましたが。

『祝 ユネスコ 世界の記録 登録』とあります。

 

鐘楼では鐘を突くことができます。(800円 特別御朱印もいただける/除夜の鐘は2000円)

弁慶(比叡山にいた)が延暦寺まで引きずり上げた鐘のレプリカとか。

すっごくでっかくて、とってもいい音!

近江八景の『三井の晩鐘』はこれなんですね。

 

金堂の北側に、『三井』の由来の湧き水のある『閼伽井屋(あかいや)』が。
(写真の左側の建物)

閼伽(あか)はサンスクリット語のargha(アクア、アグア、価値あるもの→聖なるものに捧げる水の意に転じる)

 

今も水がこぽこぽと湧いていました。