立山・室堂の高山植物の忘備録③です。2023/7/6~8

(間違っていたらゴメンナサイ。ご自分で調べなおして~)

 

コバイケイソウ、ハクサンシャクナゲ、ミヤマハンノキ、ミヤマヤナギ、ヨツバシオガマ、イワオウギ、あと分からないもの。

 

 

室堂(むろどう)とは修験者が宿泊・祈祷する堂のことだそうで、立山室堂(富山)の他にも白山室堂(石川県)や福井県にもある地名らしいです。

 

立山室堂は標高が約2450m。

1700=2500mが亜高山帯(針葉樹林)、2500以上が高山帯(高山植物)なので境目あたりになるんでしょうか。

(~700mは丘陵帯(夏緑樹林)、700~1700mは山地帯(照葉樹林))

 

バイオームの垂直分布っていうんですね。高校生物覚えてない。

子どもたちには「文系だし習ってない」とか「昔の教科書には載ってなかった」とかいつも言っています。

「絶対うそ」と言われます。

 

↑コバイケイソウ ユリ目シュロソウ科シュロソウ属
 
まだつぼみ。しっかり咲いているものは遠くて撮れなかった…汗。
コバイケイソウは誤食すると死ぬかもしれない毒草で有名だそう。
若芽がウルイやノカンゾウに似てるとか。
 
小梅蕙草:小さい梅のような花の、蕙蘭(ケイラン)=紫蘭(シラン)に似た葉の草。

 

 

↑ハクサンシャクナゲ?のつぼみ ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属

 

雨でぬれそぼっていました。咲いたところが見たかったなー

 

白山石楠花:白山で発見されたシャクナゲ。

 

 

↑ミヤマハンノキ。カバノキ科ハンノキ属

ヤシャブシに似てる松ぼっくりだと思ったら、同じハンノキ属ですね。

ヤシャブシをよくわかってないことがわかった。

 

↑何か分からない…。

蒴果がニゲラみたいだからキンポウゲ科かな。でも葉っぱが???

 

↑たぶん、ミヤマヤナギ(別名:ミネヤナギ)

めっっっ…ちゃ調べるの難しかった(泣。

たぶん、いや絶対見たことある感じするのに(泣。

写真がふわふわ白い綿毛の実ばっかり!!!!もう!!!

 

調べてみて、ヤナギのことを全然知らなかったことを痛感。

なんか聞いたことあった柳絮(りゅうじょ)は、ヤナギの種が綿毛つきなのが風でぽわぽわ飛ぶやつ(特に中国の柳)。

ヤナギはキントラノオ目で花の形状をあらわすこと。

しだれ柳のような細い葉だけでなく、丸葉のヤナギもよくあること。

鎮痛薬のアスピリンはもともとヤナギから発見されたこと。

柳は形状も様々、住む場所も様々で、想像以上に品種があるらしいこと(350種)。

 

「耕作放棄の田んぼや、湿地で、木が生えたらだいたいヤナギだから」って言っていた人がいたなあ。水に浸かっても平気な木はだいたいヤナギって言ってたけど、本当のところは知らない。

 

↑たぶん、ヨツバシオガマの花後。

 

シソ目ハマウツボ科シオガマギク属

四葉塩竃:名前の由来は、「葉までよい」→「浜でよい」→「浜でよいのは塩竃」→シオガマって名前にしよう!

っていう、ダジャレだって書いてあった。

 

覚えにくいよ…

ハイソコマダガスカルみたい。

 

↑イワオウギ マメ科イワオウギ属

 

開花前ですね。雨でしっとりしちゃっているし、分かりにくいですね。

マメ科なんだろうな、ってくらいしか。

 

岩黄耆:岩に生えてる、黄耆(オウギ)に似た草。

また漢方シリーズ。黄耆は有名な滋養強壮の漢方生薬だそうです。

 

 

↑何か分からない。
ムカゴトラノオにしては葉っぱが違うような…。ギブアップ。
 
おわり。