桜が満開だった4/7日曜日。
「桜見に公園行こうよー」と娘を誘ったところ、
「りんご飴やってるかもだから行くー」だって。
案の定、りんご飴の屋台はなく。
やむなく帰り道のスーパーで、りんごとついでに苺も買って家でつくることに。
娘は幼少期から角砂糖を食べるほど砂糖好き。
初めて作ったお菓子はべっこう飴。
飴菓子のキャリアが長いので、今回は娘の指導のもと初心者のわたしがりんご飴作成にチャレンジ。
↑りんご飴、完成。
すばらしい出来。しかも激安。
ポイントは
①りんごは切らない
②飴の温度を下げない
①のりんごを切らない、は、水分があると飴がくっつかず離れてしまうから。
植物の表面とは大したもので、りんごはもちろん、いちごなどはしっかりした皮もないのに、自分の水分を外へ出さないので、ちゃんと飴がつく。
細胞壁破壊、ダメ、絶対。
ネットのレシピにはカットしたりんごに飴を絡めるタイプもあったので試したのですが、ペーパーでしつこく拭いたつもりでも飴が剥がれてしまいました。
ちょっと干したらよかったのかな?課題残る。
②の飴の温度を下げない、は、温度が下がると飴が分厚くなるから。
飴が分厚くなっちゃったりんご飴を食べたところ、飴の破片が口の中を刺しそうになり、慌てたらむせました。涙。
すごいでっかい丈夫なガラスの破片かと思った。
怖かった。
家庭用レシピで飴の量が少なかったから、1回目のりんごを入れた後にぐっと温度が下がったみたい。
再加熱して粘度を下げてから2個目投入なんだなあ。
残念なことにいちご飴は再加熱しながら長めに飴に浸けてたせいで表面がちょっと煮えてしまいました。
台湾屋台のいちご飴屋さんを改めて尊敬しました。
娘いわく、いちごを飴から出してすぐ串をぷるん!と回転させてふわっとわたわたの飴にする動画がありますが、あれはとんでもなく飛び散ってどえらい汚れるのでやめた方がいいよ、とのことでした。
わたしの留守にうちの台所で実験した結果だったらいやだなあと思ったけど黙っていました。
↑この倍くらい作って、4人で食べましたが、
もうりんご飴は来年まで食べたくないくらいの量でした。お腹いっぱい。あま。
〈レシピ〉※ヤケド注意
りんごはよく洗って完全に拭いて割り箸を刺しておく。
砂糖300gと水60ccと食紅(付属の匙で1杯)を鍋に入れ、中火で加熱。(箸で混ぜない)
泡が消えてちょっとカラメル臭がしたら火からおろし、(ここから素早く!)鍋を傾けて飴を片側に集め、りんごに絡める。
クッキングシートに立てて置いて固まるまで放置。
◯2個目を作るなら再加熱してから。
◯鍋に残った飴は水で煮溶かして他の料理に使う(ピンクだけど)。
◯飴をつけたあと冷やすために冷水に浸けると表面がベタベタになる。
◯鍋は高温でテフロンが死ぬのが嫌なのでステンレスを使いました。
↑花より砂糖。ごめんよ桜。
小さい子が後ろに映り込んでいました。
娘にもこんな頃があったわねえ…