(今回はとても長い内容になってしまいましたので、ゆっくりできるときに読んでいただけたらと思います。また、不思議な話などが苦手な方は、どうぞ、読み飛ばしてください。。。)
そもそも私はどこにでもいる、目立たない、普通の子どもでした
それどころか、たくさんの人と過ごしたり話したりすることが苦手で、1人で本を読んだり楽しい世界を空想したりするのが一番幸せなことだったりしました
確かに小さな頃は(誰かに教えられたわけでもないのに神様のことを知っていて)「みんなはどうして神様がいなくても平気なんだろう?この地球がどうやってできたのかとか、何のために生まれてきたのかとか、どうして気にならないんだろう?」って不思議に思っていたのを、今でもうっすらと覚えていますが、
でも、成長するにつれて神様のことよりも目の前の勉強とか、試験とか、友達との楽しい時間などに心を奪われ、いつしか神様のことなど思い出しもしなくなっていました
そんな私にある日、突然起こったのが(今思うとそれは神様からの愛の実習だったのですが)、本当に大切な人を喪うということでした
自分よりも大切だと思える人を突然に喪った悲しみと絶望は計り知れず、その日から眠れず食べれずとなって、1週間で5kgも痩せてしまったほどでした
その時はさすがに神様を思い出し、でも、たくさん八つ当たりをしたのでした…
どうしてこんなことになるんですか⁉️
どうして⁉️どうして⁉️どうして⁉️
と
その苦しみは約2年間続き、その間は毎日のように、神様に質問をぶつけ続けていました
でも、ある日。
家族や友達を始めとしたたくさんの方々に支えてもらい、気持ちを立て直す日々の中で、ついに私に、こんな想いが湧いてきたのです
「私はこれまで、本当に、自分のことしか考えていなかった。でも、そんな私をたくさんの人たちが支えてくださっている。だからこれからは、自分のためではなく周りの人たちに恩返しをするために生きるんだ!」
そしてその夜、泣きながら神様にも
「もう、こんな自分中心のエゴは捨てます!
これからは、皆さんのために生きていきます!」
と誓ったのでした
するとその日の夜に、不思議な夢を見たのです
私は、葦で作られたような2階建ての質素な家の1階にいました。
天井は細い葦の茎を5センチ間隔くらいで格子に組んだものだったので、2階が丸見えでした。
格子の間に手を伸ばせば、2階に手が飛び出します。
2階は、色とりどりの小さなボール(小さな子どもが遊ぶ場所に、カラフルで柔らかいプラスチックの小さなボールがたくさん詰まったところがあったりしますが、そのイメージに近いです)がたくさんあって、色とりどりのボールに満たされていました。
すると、2階にはイエス(キリスト)さんがいました。長めの髪で、ヒゲがあって、白くて長い服を着ていました。
イエスさんはとても悲しそうな顔をして、三角座りをしたまま、格子の間から、その小さなボールをそっと、無言で私の上へ落としてくるのです。
ポーン、ポーン…と。
イエスさんはあまりにも悲しくて、言葉を発することもできず、ただひたすら、ボールをこちらへ優しく落としてくるのです。
そのボールたちはなんだかまるで、大切な命の球のような、そんなイメージを持ちました。
そして次の瞬間、場面が切り替わり、悲しむイエスさんを私は思い切り抱きしめていました。
「大丈夫、大丈夫!
今回は私が頑張るから、安心して任せて!」
と、イエスさんに声をかけながら、深く悲しむイエスさんを強く抱きしめているのです。
また、イエスさんが十字架に磔にされた時の気持ちもよくわかり、そのときに神様に訴えられた言葉もわかりました。
(「神様、どうかこの人たちをお許しください。この人たちは、自分が何をしているのか全くわからずにしているだけなのです。だからどうか、この人たちをお許しください!全ての責任は、私の力不足にあるのです。どうか、お許しください…」)
この夢は、そこで終わりました。
(私は夢を見てもすぐに忘れることが多いのですが、この夢だけは(見てから4年が経ちますが)キレイな色付きで、今でも忘れずに全ての場面をハッキリと覚えています。)
そして、この夢を見た後から、不思議なことが起こり始めたのです
(②に続きます)