奈良国立博物館で開催中の
「空海展~密教のルーツとマンダラ世界」に行ってきました!
私個人の話ですが
かつて「空海」の映画に感動し、高野山で「阿字観」瞑想を受け、
恋愛で悩む時は東寺の両界曼荼羅を眺めに通っていた女子でしたので
数々の国宝や重要文化財が間近で見られる喜びに浸ってきました(笑)
曼荼羅の美しく深遠な世界
特に胎蔵界曼荼羅の中央、中台八葉院。
(画像はサイトからお借りしました)
中央が大日如来で、四如来と四菩薩が配置されていますが、
ホツマツタエ脳の私には、
フトマニ図の中央「アメミヲヤ」と「トホカミヱヒタメ」としか見えません
空海も最澄も、ホツマツタヱのことをご存知だったらしいので、
当然かもしれませんね。
金剛峰寺の「空海像」の前では、何分も立ち止まってしまいました。
お若い頃のお姿に見える、左向きの珍しい座像で、
今にも話しかけてきそうな存在感です。
脳内では、空海さまのお言葉が響いてくるような感覚も
弘法大師直筆の経典や執筆されたものも数多く展示されており、
中でも「性霊集」には、弟子・智泉が早世したことを悼んだ文章が、
感情もストレートに書かれています。
「哀れなる哉、哀れなる哉、哀れの中の哀れなり」
「悲しい哉、悲しい哉、重ねて悲しい哉」・・・
「悲」や「哀」のひと文字からは、弟子を失った空海の
切々とした思いや涙が
時空を超えて伝わってくるようでした。
この文章に続けて空海は、真言密教の教義を重ねて説き、
「あらゆる生きとし生けるものが、その本来の仏性に目覚めてほしい」
との祈りを込めたと言われています。
そうです!!
日曜日に出版記念イベントをいたします、ホリスティック対談本、
『からだ宇宙と交信する~内なる神とつながる医療』。
「内なる神」とはすなわち、空海の説かれた「本来の仏性」のこと。
私たちひとり一人の中に眠る、星の輝きのような「性質」。
多くの方に手に取っていただき、
「内なる神」「仏性」の声に耳を傾けるきっかけにしていただければ、
スタッフ一同、嬉しい限りです!!
土曜日7時の「おてんとさまラジオ」では、
対談本の樋田和彦先生に、ひらやまれいこさんがインタビュー!
どうぞお聞きくださいね!
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