面接で何を話したら良いか
わからない就活生は多い。

そして、ありがちなことは、成果の大きさを
一生懸命話してしまうことである。
要は、ただの自慢だ。

部活の部長として、全国大会で優勝した。
バイトで売り上げをあげた。
ボランティアで、人を助けた。

それ自体は、とても良いネタだ。

ただし、重要なことは、その成果を再現できるか
どうかがポイントだ。

何故なら、面接官はその成果を
まぐれじゃないかと疑っているからだ。

つまり、副部長が良い人材で、肩書き部長だった。
バイトで売り上げをあげたのは、社員だった。
ボランティアには、ただ、ついて行って、
言われたことだけをやっていた。

これでは、入社後、活躍できる人材とは
判断できない。

面接では、その成果を入社後も再現できる可能性が
あることを行動事実にて伝えるのが重要だ。

例えば、部活で優勝に導くために、あなたは何をしたのか?
その中で、一番効果的な行動はなんだったのか?
練習メニューを考えたなら、具体的にはどのような工夫をしたのか?などなど。

その話を面接官が聞いて、この学生は、
受け身ではなく、自分で考え判断し、
入社しても、学生時代の行動から、
即戦力になるな!と理解して
もらわなければならない。

なので、いくら他人の成果を横取りして、
自分のことのように話しても、
見透かされる。
何故なら、自分は何もやっていないからだ。

優勝まで、いかなくても、あなた自身が行った
意味ある行動や工夫であれば、評価される。

極論で話すと面接官は、自分の部下が欲しいのだ。
テニスが上手い人材よりも、
練習メニューが作れる人材の
ほうが評価されることもある。

何故なら、その人材を獲得することで、
部署の計画も作ってもらえるかも
しれないからだ。

人の強みや弱味を見極められる学生なら、
商品についても、改善点を見つけてくれるかも
しれないからだ。

このように、あなたの行動事実を話すことで、
面接官にあなたが働くイメージを持ってもらうことが、ポイントだ。

そして、イメージの目標は、
成果を再現できる使える学生と
感じてもらうことだ。

学生時代に大したことをやってないと
嘆く前に、あなたが工夫したことや
困難を克服した経験の中で、
仕事にも繋がる行動を洗いだそう。

小さなことでもなんでも良い。
その延長線上に働くあなたの姿があるはずだ。
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ブログの中の人:丸山 智士
主な著書(就活本)
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